小説

▼著者 ヤ行

【読書】夢枕獏『神々の山嶺』

そのカメラは、ジョージ・マロリーがエヴェレスト登頂に成功したか否かの論争に決着をつけるものかも知れない。カメラマンの深町誠はカトマンドゥの裏街で古いコダックを入手した。そのカメラの過去を追った深町は、伝説の孤高の単独登攀者・羽生丈二と出会う。羽生はひっそりとネパールに住みつき、エヴェレストに挑むタイミングを計っていた。
▼著者 サ行

【読書】白井智之『そして誰も死ななかった』

大亦牛汁ら5人のミステリ作家は、同じく作家の天城菖蒲に招待され、東京からクルーザーで丸1日の距離にある条島へ招待される。しかし、条島はもぬけの殻。仕方なく大亦らは天城館で宿泊することになるが、次々と作家らが殺害されていく。そして誰もいなくなったとき、本当の”事件”の幕が開く。
├ 望月麻衣

【読書】望月麻衣『京都寺町三条のホームズ23 アートの巡礼 後編』

最後の1枚は、原点に還る――ロンドンに到着した清貴と葵だったが、清貴は絵画の盗難事件の調査のために、別行動をとる。イギリス人人気作家ロビン・キーストンが自らの小説『巡礼』の表表紙、裏表紙、挿絵のために描いた22枚の原画を異なる角度から追うことになった2人だったが…
├ 岩井圭也

【読書】岩井圭也『風車と巨人』

嘉山宗弘は、つくられた天才だったのです――不老因子の発見により、国内外で脚光を浴びるがん研究者の嘉山宗弘を追うドキュメンタリー番組を制作することになった三田紗矢子は、嘉山の成果の根幹を揺るがす研究不正疑惑に辿り着く。それでもカメラを回し続けた紗矢子の中で、疑惑は限りなくクロに近づいていく。
├ 岩井圭也

【読書】岩井圭也『科捜研の砦』

科捜研の砦――警視庁科学捜査研究所に勤める土門誠は、副所長の加賀正之とあわせてそう呼ばれていた。土門のもとには他の機関では手に負えない案件がまわってくる。鑑定技術力と幅広い知識を持っていて、少しの違和感も見逃さない。そこに隠されているのがどれほど残酷な事実だったとしても、必ず真実を追究する。
├ 坂木司

【読書】[オススメ]坂木司『ワーキング・ホリデー』

「初めまして、お父さん」売れないホストの沖田大和のもとを、かつて別れた恋人の子供・小学5年生の進が訪ねてきた。夏休みの間、突然現れた進と一緒に生活することになった大和だったが、大和はホストクラブをクビになってしまう。クラブのオーナーから紹介されたのは、宅配便の配達員の仕事だった。
└ 中山七里

【読書】中山七里『特殊清掃人』

特殊清掃――孤独死や自殺、事件・事故現場などの汚染箇所の清掃を専門とする〈エンドクリーナー〉に入社した秋廣香澄は、社長の五百旗頭と先輩社員の白井とともに、今日も特殊清掃の作業にあたる。作業の過程で、その部屋で亡くなった人たちが抱えていた事情が浮かび上がるが…
├ 小路幸也

【読書】小路幸也『からさんの家 伽羅の章』

詩人で小説化で画家で、女優でもあった美原伽羅は、歌手でバーを経営する永沢祐子、芸術家のヤマダタロウ、建築設計士の野洲柊也、義理の孫であるまひろと都内の洋館に住んでいたが、それぞれが独り立ちしていくことに。一方、伽羅の身体をガンがむしばむようになっていた。
├ 小路幸也

【読書】小路幸也『からさんの家 まひろの章』

複雑な生い立ちを持った神野まひろは、高校卒業と義母の結婚を機に、義祖母・伽羅の家に居候することに。家事全般を担いながら詩人で小説家で画家で、女優でもあった伽羅のマネージャーのような仕事も務めたり…伽羅の家に居候する人々との心あたたまる日常の物語。
├ 三日市零

【読書】三日市零『鬼葛島の殺人』

呪いの妖刀と人喰い鬼の謎を解く!大学生の進藤理人は、ルームメイトの柏木詩文とともに、知人の紹介で京都の無人島で行われる宝さがしツアーに招待される。2年前に開催された第1弾のツアーでは平安期の刀が見つかり、古地図とともに島に宝が眠っていることを指し示しているという。
├ 東川篤哉

【読書】東川篤哉『夜の喜劇 東川篤哉短編集』

うっかり恋人を刺し殺してしまった男は、外部犯の仕業に見せかけることができるのか?容疑者は4人。あなたは事件の真相を解き明かすことができるか?冴えない男の恋愛が、占い師の予言で思わぬ展開に。二転三転する密室の謎とは?東川篤哉さん初のオリジナル短編集。
├ 綾辻行人

【読書】綾辻行人『十角館の殺人』

十角形の館が建つ孤島・角島に大学のミステリ研究会のメンバー7人が上陸した。角島には建築家・中村青司が建てた屋敷があったが、半年前の火事で焼け落ちてしまい、離れとして建てられた十角館だけが残っていた。角島に上陸して三日目の朝、”オルツィ”の絞殺体が発見される。それは、連続殺人の幕開けだった。
├ 笹本稜平

【読書】笹本稜平『天空への回廊』

エベレスト山頂付近に、役目を終えたアメリカの衛星が墜落した。表向きは偵察衛星とされていたその衛星には、核弾頭が搭載されていた!衛星が墜落した時にエベレストに登頂していた真木郷司は、かろうじて雪崩から逃れられたが、親友のマルク・ジャナンが行方不明になってしまう。郷司は、マルクの捜索を兼ねて、衛星の回収作戦に参加することになる。
└ 東野圭吾

【新刊】[文庫化]東野圭吾『あなたが誰かを殺した』

8/12、講談社文庫より、東野圭吾さんの『あなたが誰かを殺した』が、文庫化されて発売されました。別荘地で男女6人が刺され、5人が死亡する連続殺傷事件が発生した。次の夜、自首した無職の桧山大志が逮捕されたが、桧山は黙秘を貫き、事件の詳細は謎のままだった。
└ 岡崎琢磨

【新刊】[文庫化]岡崎琢磨『鏡の国』

8/12、PHP文芸文庫より、岡崎琢磨さんの『鏡の国』が、文庫化されて発売されました。大御所ミステリ作家・室見響子の遺稿が見つかった。それは彼女が小説家になる前に書いた私小説『鏡の国』を、死の直前に手直ししたものだった。「室見響子、最後の本」として出版の準備が進むが…
▼著者 ヤ行

【読書】山口未桜『白魔の檻』

霧が晴れない限り、脱出する方法がない――まさに、白い檻です。研修医の春田芽衣は実習で北海道の温泉湖近くの病院を訪れる。しかし、深い霧の上、到着翌朝に発生した大地震の影響で病院の周囲に硫化水素が流れ込んできた。さらに、病院のスタッフが変死体で見つかり…
├ 嶋中潤

【読書】嶋中潤『ここでは誰もが嘘をつく』

糖尿病患者が低血糖昏睡で死亡したのは、事件や事故ではないのか?医療刑務所別院で矯正医官として働く医師の金子由衣は、当直の夜に前科4犯の受刑者の死に立ち会う。由衣も立ち会った行政検視の結果は問題なしとされたが、医療事故や事件の可能性が由衣の頭に付き纏う。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『希望に向かって走れ 第九号棟の仲間たち』

お願いです! あいつを止めてください!髪はボサボサ、目が血走っている自称ドクター・フランケンシュタインが鈴本芳子のもとを訪ねてきた。自分が作った人造人間に善悪を教える前に逃げ出されてしまったのだという。はじめは本気にしなかった芳子とホームズだったが…
├ 一色さゆり

【読書】一色さゆり『モナリザの裏側』

アートは自分が世界一だと思えばそれでいい――大好きな母とルーヴル美術館を訪れた絵未子は、パリ留学中に知り合ったという父と母の、ある絵にまつわる秘密を知ることに。名画に導かれ、自らの人生に向き合う人々をあざやかに描いた、心あたたまる5篇の物語。
├ 石持浅海

【新刊】[文庫化]石持浅海『高島太一を殺したい五人』

8/7、光文社文庫より、石持浅海さんの『高島太一を殺したい五人』が、文庫化されて発売されました。首都圏で発生した連続殺人事件の犯人が、自らの教え子だと気づいた塾講師の高島太一は、犯人の枝元絵奈を殺害した。その場面を見ていた塾講師5人は、太一を殺害するために、サマースクールの前日に研修所を訪れるが、太一はキッチンの床の上で仰向けに倒れていた。
└ 近藤史恵

【新刊】[文庫化]近藤史恵『ホテル・カイザリン』

8/7、光文社文庫より、近藤史恵さんの『ホテル・カイザリン』が、文庫化されて発売されました。他人のものばかり欲しがるあの子。いるはずのない住人の気配。甘やかに秘密を分かち合う二人の女。宿命的な死に蝕まれた村。妻と別れた男に訪れた非日常…
└ 米澤穂信

【新刊】米澤穂信『談話室米澤』

8/7、日経BP 日本経済新聞出版より、米澤穂信さんの『談話室米澤』が、発売されました。日本で三番目ぐらいにうまい麻婆豆腐を作り、丘の上の図書館に絶大な信頼を置き、スコーンを食べ比べ、私のものではない恋の思い出を持つ――著者がデビュー以来さまざまな媒体で記したエッセイを厳選して収録。
├ 赤川次郎

【新刊】[新装版]赤川次郎『無言歌』

8/6、徳間文庫より、赤川次郎さんの『無言歌』が、発売されました。娘の結婚式の日の朝、大学教授の柳原利明の携帯に、元浮気相手の内山晶子から「私も今日結婚するんです」とメールが入った。しかし、晶子は、披露宴の前に姿を消してしまった。一方、柳原の大学では、文学部長が急死し、新しい学部長候補として柳原の名前が挙がる。
├ 新川帆立

【新刊】[文庫化]新川帆立『魔法律学校の麗人執事1 ウェルカム・トゥー・マジックローアカデミー』

8/6、幻冬舎より、新川帆立さんの『魔法律学校の麗人執事1 ウェルカム・トゥー・マジックローアカデミー』が、文庫化されて発売されました。私が男のふりをして、男子寮で暮らすんですか⁉︎15歳の女子高生・野々宮椿は育った修道院を救うため、男装をし、魔法の天才・条ヶ崎マリスの執事になることに…