小説

├ 越尾圭

【読書】越尾圭『誰がためにその手は』

生きたいのか――。死にたいのか――。世界的権威である脳神経外科医の大道寺輝彦が殺人罪で逮捕された。大道寺は見込みのない6人の患者に対し、安楽死の処置を行っており、うち4人に対しては家族の同意を得ずに処置していた。なぜ大道寺はある日を境に突然悪魔と化したのか?
▼著者 マ行

【読書】森村誠一『密閉山脈』

婚約者に捨てられ、自殺するために山に登った湯浅貴久子は、気を失ったところを2人のアルピニスト・影山と真柄によって救出される。無事に東京に戻った貴久子は2人から交際を申し込まれた結果、影山を選ぶ。貴久子と影山は婚前山行へ行くが、北アルプスのK岳山頂から、山麓で待つ貴久子への合図は、やがてSOSに変わり…
├ 赤川次郎

【新刊】[文庫化]赤川次郎『観覧車』

7/8、光文社文庫より、赤川次郎さんの『観覧車』が、文庫化されて発売されました。年4回発行される著者のファンクラブ会報誌「三毛猫ホームズの事件簿」で、毎号、会員から募集したタイトルを元に著者が書き下ろしているショートショートをまとめた1冊。
└ 東野圭吾

【新刊】[新装版]東野圭吾『流星の絆』

7/8、講談社青い鳥文庫より、東野圭吾さんの『流星の絆』が、発売されました。ペルセウス座流星群を見に、夜に家を抜け出した3人兄妹、功一・泰輔・静奈。星を見れずに家に帰ると両親が殺されていた。それから3人は、信じられるのは自分たちだけと手を握り合って生きてきた。復讐のため、両親を殺した犯人をさがすが……。
(その他の作家)

【新刊】望月麻衣『京都寺町三条のホームズ24 アートの巡礼 後編』

7/8、双葉文庫より、望月麻衣さんの『京都寺町三条のホームズ24 アートの巡礼 後編』が、発売されました。ロンドンに着いた清貴は、絵画窃盗事件の調査のためにニューカッスルへ。一方、葵の前に現れたのは円生だった?そこに、篠原陽平から、事務所が爆破されたという連絡が入る。
├ 越尾圭

【読書】越尾圭『なりすまし』

この人はエリカじゃない――夫婦でブックカフェを営む和泉浩次郎が店に出勤すると、先に家を出て仕込みを行っているはずの妻・エリカが殺害されていた。警察がエリカについて調べたところ、戸籍を偽っていたことがわかる。激しく狼狽する浩次郎だったが、その理由は自らも戸籍を偽っていたためだった。
├ 岩井圭也

【新刊】岩井圭也『風車と巨人』

7/6、集英社より、岩井圭也さんの『風車と巨人』が、発売されました。彼女は、真実を撮っているつもりだった――若手ディレクター三田紗矢子が追ったのは、がん研究の世界的第一人者。研究不正疑惑が浮上するなか、彼女が撮り続けた映像は何を証明するのか。
└ 中山七里

【読書】中山七里『ハングマン 鵜匠殺し』

世の中には騙す側と騙される側しかいない。どうせなら騙す側でいた方が、人生楽しいじゃんか――首都圏で闇バイトを使った大規模な特殊詐欺グループによる犯行が連続して発生。その裏には”ショウ”を名乗るリーダーの影が…復讐代行チーム〈ハングマン〉が”ショウ”に忍び寄る。
├ 秋吉理香子

【読書】秋吉理香子『修羅の桜』

中学受験塾で常にトップの唐木田多門が突然姿を消した。同じ塾に通う東堂英太郎の家のプリンタには身代金を要求する手紙が、成田昌也の家からは多門の血のついたジャンパーが見つかる!母たちの心配がピークに達したとき、思いもよらない事実が明らかになる。
├ 知念実希人

【新刊】知念実希人『放課後ミステリクラブ 9生きかえったカブトムシ事件』

7/3、ライツ社より、知念実希人さんの『放課後ミステリクラブ 9生きかえったカブトムシ事件』が、発売されました。夏の林間学校。飼っていたカブトムシがひっくり返って死んでいた。死んだカブトムシには、明らかにころされたようなあと。でも、次の日の朝、生きかえっている……。このナゾはいったい!?
├ 愛野史香

【新刊】愛野史香『海が天に届くとき』

7/2、角川春樹事務所より、愛野史香さんの『海が天に届くとき』が、発売されました。大学院で復顔を専門にする綾木遥花のバイト先の科学博物館の理学博士・郷間俊樹もとに、行方不明になっているある教授の復顔依頼が来る。「教授アンドロイド計画」によってアンドロイドとなるその教授の顔の復元を、遥花が請け負うことになる。
月間 BEST 3

【月間 BEST 3】2026年6月の月間 BEST 3

2026年6月に紹介した本の中から、私のオススメ3冊を選んでみました。今月も面白い作品に当たったなぁという印象です。今年に入ってから刊行された作品や、文庫化された話題の作品も多く紹介できたように思います。
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『密告の正午』

あの人に会って、受け取って来てほしいものがあるの――大学生の宮原亜希は、友人の日比野見帆に恋人の大高雄治に会って荷物を受け取ってきてほしいと頼まれる。亜希が大高から受け取ったのは、ずっしりと重い拳銃だった。公安に監視されている見帆に変わり、隠れ家を転々とする大高に食料を届ける亜希だったが…
├ 辻堂ゆめ

【読書】辻堂ゆめ『サクラサク、サクラチル』

それを「虐待」っていうんだよ――朝5時から深夜1時まで、時には手を上げられながら勉強机に縛り付けられている染野家の常識は、世間の常識ではなかった。そしてまた、それを告げた星愛璃嘉の家は母子家庭で、精神を病んだ母のために星がバイトで生計を立てていた。
├ 宮島未奈

【読書】宮島未奈『成瀬は信じた道をいく』

大学に進学した成瀬あかりは、それと同時にびわ湖大津観光大使に選ばれる。任期は1年間。観光大使としてイベントに参加するときには、自宅から衣装を着て参加し、イベントのない日でも自主的に観光大使の衣装を着て大津市をアピールするなど、相変わらずマイペースに日々を謳歌する。
├ 秋吉理香子

【読書】秋吉理香子『悪女たちのレシピ』

ストーカーにつけ狙われた千帆子は、遠距離恋愛中の彼と再会する。その日から、何もかもが思わぬ方へ転びはじめ…婚約中の彼氏に浮気された晶菜は、ふらりと立ち寄ったバーのバーテンダーから復讐を持ちかけられ…毒とスパイスが効いた6編のスペシャリテ。
▼著者 ア行

【読書】浦賀和宏『眠りの牢獄』

ここが亜矢子の思い出だ――5年前、浦賀と亜矢子は地下室への階段を下りている途中に転落。幸い浦賀は軽症だったものの、亜矢子は意識不明のまま今も眠っている。事故が起きたとき、亜矢子の家にいた浦賀と吉野、北澤は亜矢子の兄に呼び出され、シェルターになっている地下室へ閉じ込められてしまう。「亜矢子がどうしてあんなふうになったのか分かったら、カメラの側でそれを説明してくれ。その説明で納得がいったら、僕は君等をここから出してあげる」と…
├ 宮島未奈

【新刊】[文庫化]宮島未奈『成瀬は信じた道をいく』

6/24、新潮文庫より、宮島未奈さんの『成瀬は信じた道をいく』が、文庫化されて発売されました。「ゼゼカラ」ファンの小学生、娘の受験を見守る父、近所のクレーマー主婦、観光大使になるべく育った女子大生…成瀬は様々な人と出会いながらマイペースに毎日を謳歌する
├ 赤川次郎

【新刊】赤川次郎『希望に向って走れ 第九号棟の仲間たち』

6/24、カッパ・ノベルスより、赤川次郎さんの『希望に向って走れ 第九号棟の仲間たち』が、発売されました。大金持ちの令嬢鈴本芳子のもとを、天才科学者ドクター・フランケンシュタインが訪ねてきた。「あいつを止めないと大変なことになるんです!」と訴えるのだが…
▼著者 サ行

【読書】真保裕一『灰色の北壁』

世界のクライマーから”ホワイト・タワー”と呼ばれ、恐れられたカスール・ベーラ。その北壁を1人で制覇した日本人クライマーがいる。しかし、その偉業に疑問を投じる一編のノンフィクションによって、その偉業が疑惑のものとなってしまう。根拠となったのは1枚の写真。その登攀は真実だったのか?
├ 相沢沙呼

【読書】相沢沙呼『medium 霊媒探偵城塚翡翠』

死者が視える霊媒・城塚翡翠と、推理小説作家の香月史郎。翡翠が視た死者の姿をもとに香月が推理を行うことで、いくつもの難事件を解決してきた。一方、関東では連続女性死体遺棄事件が発生し、世間を騒がせていた。2人は証拠を残さない連続殺人鬼を追いつめることができるのか?
├ 小路幸也

【読書】小路幸也『アイ・ウォント・トゥ・ホールド・ユア・ハンド 東京バンドワゴン』

以前、イギリスでお世話になったロンドン警視庁のジュン・ヤマノウエが、ハネムーンで東京を訪れることになった。同じ頃、研人とCMソングで共演した小松稚奈の日暮里にある実家から、有名イギリス人画家の行方不明になっていた絵画が見つかる。日系イギリス人のジュンの父親は、かつて日暮里に住んでいたという話もあり…
├ 恩田陸

【新刊】[文庫化]恩田陸『鈍色幻視行』

8/19、集英社文庫より、恩田陸さんの『鈍色幻視行』が、文庫化されて発売されました。撮影中の事故により三たび映像化が頓挫した“呪われた”小説『夜果つるところ』と、その著者・飯合梓の謎を追う小説家の蕗谷梢は、関係者が一堂に会するクルーズ旅行に夫・雅春とともに参加した。船上では、映画監督の角替、映画プロデューサーの進藤、編集者の島崎、漫画家ユニット・真鍋姉妹など、『夜~』にひとかたならぬ思いを持つ面々が、梢の取材に応えて語り出す。
├ 赤川次郎

【新刊】[文庫化]赤川次郎『死者の試写会へようこそ 怪異名所巡り12』

6/19、集英社文庫より、赤川次郎さんの『死者の試写会へようこそ 怪異名所巡り12』が、文庫化されて発売されました。映画のスニークプレビューで放映されたのは、15年前に発生した殺人事件をモデルにした作品。1時間を過ぎたころ、「こんなこと――誰も知らないはずだ! どうしてだ!」と叫びながら、観客の1人が飛び出していった。