詩人で小説化で画家で、女優でもあった美原伽羅は、歌手でバーを経営する永沢祐子、芸術家のヤマダタロウ、建築設計士の野洲柊也、義理の孫であるまひろと都内の洋館に住んでいたが、それぞれが独り立ちしていくことに。
一方、伽羅の身体をガンがむしばむようになっていた。
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小路幸也さんの『からさんの家 伽羅の章』を読みました。
あらすじ
息子の結婚を機に、義理の孫・まひろと暮らすことになった美原伽羅。
伽羅が住む洋館には、歌手でバーを営む永沢祐子、芸術家のヤマダタロウ、建築設計士の野洲柊也が下宿していた。
幸せな”家族”に囲まれて暮らす伽羅だったが、ガンの転移が見つかった。
さらに、それぞれが独り立ちしていくことに。
寿命を意識しはじめた伽羅と、”家族”の物語。
感想
『からさんの家 まひろの章』と裏表の関係になっているのかな?と思って続けて読んだのですが、時系列的に縦の関係。『まひろの章』の数年後を伽羅の視点で描いた作品になっていました。
視点が変わった以外、大きな変化はないはずなのですが、なぜか読みづらくて…
頭の切り替えができていないだけではないと思うのですが…
この作品に限らず、小路幸也さんの作品は、登場人物が才能に恵まれていて、成功を手にしていくものが多いですよね。
登場人物たちが掴んだ小さな幸せが、読者を幸せな気持ちにさせてくれるのかなぁなんて思ってしまいます。
『まひろの章』は、ひとつ屋根の下に住む”家族”が支え合いながら生活をする様を描いていましたが、この『伽羅の章』は、それぞれが独り立ちしていく様子が描かれていたのが印象的でした。
ひさびさの小路幸也さんの作品で、ほんわかとした気持ちに。
明日は何か良いことがありそう♪




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