├ 浅倉秋成 【読書】浅倉秋成『九度目の十八歳を迎えた君と』 彼女は19歳になることを止めてしまった。印刷会社に勤める間瀬が駅で見たのは、向かいのホームに立つ高校の同級生・二和美咲だった。美咲はあの頃と変わりなく、高校の制服を着ていた。現在の美咲の同級生に言わせると、会社員になろうと思うから会社員になるのと同列で、高校生のままでいたいと思うから高校生のままでいる人がいるだけで、おかしいと表現することに違和感を感じるらしい。 2025.07.18 ├ 浅倉秋成
├ 赤川次郎 【新刊】赤川次郎『吸血鬼はペンの友』 7/17、集英社オレンジ文庫より、赤川次郎さんの『吸血鬼はペンの友』が発売されました。首相が外務大臣を暗殺しようとしている?吸血鬼のフォン・クロロックと新聞記者がタッグを組み、暗殺の阻止を図る! 2025.07.17 ├ 赤川次郎
├ 浅倉秋成 【読書】浅倉秋成『俺ではない炎上』 [血の海地獄。さすがに魚とかとは違う。臭いがだいぶキツい]自ら犯した殺人の様子を投稿したSNSの記事は、瞬く間に日本中に広まった。その投稿を行ったアカウントの持ち主とされた山縣泰介は、自分の知らないところで殺人犯にされてしまい、逃亡を余儀なくされる。 2025.07.16 ├ 浅倉秋成
├ 愛野史香 【新刊】愛野史香『天使と歌う』 7/15、角川春樹事務所より、愛野史香さんの『天使と歌う』が発売されました。才能のカムバック――自分の才能にすら気づいていなかった高校生の大夢(ひろむ)が、真のチェリストになるために、世界に挑戦する!第16回角川春樹小説賞受賞後第一作。 2025.07.15 ├ 愛野史香
├ 石持浅海 【読書】石持浅海『賛美せよ、と成功は言った』 トーエンの誓い。高校3年生のとき、同じ予備校に通う仲間たちは、誰かが夢を叶えたとき、全員で祝おうと約束した。それから15年、夢を叶えた湯村勝治を祝う会が設けられたが、その席で神山裕樹が元予備校講師の真鍋宏典を殺害してしまう。なぜ神山は真鍋を殺害したのか。神山が連行されたあと、残りのメンバーでヒリヒリとする心理戦が繰り広げられる。 2025.07.14 ├ 石持浅海
├ 島本理生 【読書】島本理生『星のように離れて雨のように散った』 「あなたが、私を愛してるって、どういうこと?」修士論文に取り組む大学院生・原春は、3歳年上の彼から「一緒に暮らしたい」、「うちの親に会ってほしい」、「俺は春のことを愛してる」と言われ、思わず訊き返した。彼のことは好き。でも、結婚というのは実感がわかない。周囲の人と向き合いながら、自分自身とも向き合っていく大学院2回生の夏。 2025.07.13 ├ 島本理生
├ 内田康夫 【新刊】内田康夫『「紅藍の女」殺人事件【決定版】』 7/11、徳間文庫より、内田康夫さんの『「紅藍の女」殺人事件【決定版】』が発売されました。将来を嘱望される新進ピアニスト・三郷夕鶴の父・伴太郎の誕生会の日の翌日、伴太郎の親友・甲戸天洞が骨董店の社長室で服毒死しているのが見つかり、甲戸の卓上からは「ふるさともとめて」と書かれたメモが見つかる。 2025.07.12 ├ 内田康夫
├ 赤川次郎 【新刊】[文庫化]赤川次郎『夫は泥棒、妻は刑事24 盗みは忘却の彼方に』 7/11、徳間文庫より、赤川次郎さんの『夫は泥棒、妻は刑事24 盗みは忘却の彼方に』が、文庫化されて発売されました。売れないタレント・久保田杏は、ロケ先で頼まれた買い物をしているうちに、ロケバスに置いて行かれてしまった。雨宿りに駆け込んだ小屋は、強盗たちの隠れ家。口封じのために、〈仕事〉を手伝わされることに… 2025.07.11 ├ 赤川次郎
├ 東川篤哉 【新刊】[文庫化]東川篤哉『仕掛島』 7/10、創元推理文庫より、東川篤哉さんの『仕掛島』が、文庫化されて発売されました。出版社の社長・西大寺吾郎が遺した遺言書PART 2を開封するときに立ち会うべき人を示した遺言書PART 1に従い、西大寺の親族と、甥の鶴岡和哉を探し出した探偵の小早川隆生、弁護士事務所の矢野沙耶香、僧侶の道楽は、瀬戸内海に浮かぶ孤島・斜島にある西大寺の別荘・御影荘に集まるが… 2025.07.10 ├ 東川篤哉
├ 赤川次郎 【新刊】赤川次郎『奇妙な日常: 「謎」3分間劇場3』 7/9、光文社文庫より、赤川次郎さんの『奇妙な日常: 「謎」3分間劇場3』が発売されました。『あざやかな結末』、『心あたたまる物語』に続くショートショート集の第3弾。 2025.07.09 ├ 赤川次郎
├ 辻堂ゆめ 【読書】辻堂ゆめ『卒業タイムリミット』 高校教師の水口里紗子が誘拐、監禁された。公開された動画によると、卒業式が行われる3日後の午前10時に里紗子を殺害するという。犯人の指示により、クラスも性別も異なるバラバラの4人が集められ、謎を解けと指示される。「真相は君たちにしか分からない」というのだが… 2025.07.08 ├ 辻堂ゆめ
▼著者 カ行 【読書】木爾チレン『二人一組になってください』 二人一組になってください。誰とも組むことができなかった者は、失格になります。京都にある女子高の卒業式の日、生徒たちが登校すると黒板に特別授業(ゲーム)のルールが書かれていた。最後に1人または2人が残るまで、このゲームが続くという。しかも、クラスでいじめられていた美心が失格になった場合は、全員が失格になるという―― 2025.07.06 ▼著者 カ行
└ 塔山郁 【新刊】[新装版]塔山郁『705号室に、泊まらないでください』 7/3、宝島社文庫より、塔山郁さんの『705号室に、泊まらないでください』が、新装版になって発売されました。使用禁止になっている隣の705号室から聞こえてくる壁を叩く音。705号室に引き寄せられてしまうデリヘル嬢…705号室が引き起こす惨劇とは。 2025.07.05 └ 塔山郁
├ 知念実希人 【新刊】知念実希人『放課後ミステリクラブ7 音楽室のゆうれいとおどるがいこつ事件』 7/3、ライツ社より、知念実希人さんの『放課後ミステリクラブ7 音楽室のゆうれいとおどるがいこつ事件』が発売されました。「夜、だれもいないはずの音楽室からピアノの音がきこえてくるんだって」知念実希人さんが、大人のミステリ小説とまったく同じ手法で書いた、小学校中学年向け児童読み物。 2025.07.04 ├ 知念実希人
├ 東川篤哉 【新刊】東川篤哉『谷根千ミステリ散歩 密室の中に猫がいる』 7/2、KADOKAWAより、東川篤哉さんの『谷根千ミステリ散歩 密室の中に猫がいる』が発売されました。谷根千の路地裏にある雑貨屋〈怪運堂〉の店主・竹田津優介は、事件のあらましを聞いただけで解決に導く安楽椅子探偵。岩篠(いわしの)つみれが今日も謎を持ち込むと、猫の相手をしたり、寄り道ばかりしながらも、事件を解いてしまう。 2025.07.03 ├ 東川篤哉
└ 中山七里 【新刊】中山七里『災疫の季節』 7/2、角川春樹事務所より、中山七里さんの『災疫の季節』が発売されました。医療従事者の苦悩、陰謀論者の暴走、ジャーナリストの葛藤…コロナ禍に生きるそれぞれの立場の人たちが交わったとき、その悲劇が起こった。 2025.07.02 └ 中山七里
├ 赤川次郎 【著書一覧】赤川次郎さんの著書一覧(2025.07.01 Update) 赤川次郎さんのデビュー作『死者の学園祭』から、最新作『三毛猫ホームズと甘い誘惑』までを網羅した、著書一覧!Googleスプレッドシートへのリンクも張ってあるため、ブラウザの大きな画面で閲覧することも可能です。毎月1日に更新しているため、ほぼ最新の一覧をご覧いただけます。 2025.07.01 ├ 赤川次郎
├ アガサ・クリスティー 【新刊】[特装版]『そして誰もいなくなった』 6/30、早川書店より、アガサ・クリスティーの『そして誰もいなくなった』が、特装版になって発売されました。ミステリの女王の最高傑作が、ファン垂涎の仕掛けのついた豪華な函入り本として登場。 2025.06.30 ├ アガサ・クリスティー
├ アガサ・クリスティー 【新刊】平井杏子『アガサ・クリスティを楽しみ尽くす百問百答』 6/30、大修館書店より、平井杏子さんの『アガサ・クリスティを楽しみ尽くす百問百答』が発売されます。ミステリの女王の生涯や人となり,作品の登場人物や背景,モチーフ、映像化などを,1ページ読みきりのQ&A形式で紹介。 2025.06.29 ├ アガサ・クリスティー
▼著者 サ行 【読書】白井智之『名探偵のいけにえ 人民協会殺人事件』 教父は千人弱の信者とともに集団自殺する道を選んだ。新興宗教〈人民協会〉の教父ジム・ジョーデンは、信者を連れてアメリカを飛び出し、南米の密林を切り開いた"ジョーデンタウン"を造り上げた。その〈人民協会〉を調査するために、4名の調査団が結成されたが、調査団のメンバーが次々と不可解な状況で殺害される。これは神罰なのか? 2025.06.28 ▼著者 サ行
├ 望月麻衣 【読書】望月麻衣『京都寺町三条のホームズ17 見習いキュレーターの健闘と迷いの森/後編』 円生の展覧会をキュレーターとしてプロデュースすることになった真城葵は、いよいよ具体的に動き出す。その中で、切子ガラスを現代的のアートとして継承しようとしている「神戸切子」とのコラボレーションを思いつくが、打合せにやってきたデザイナーは、円生が弟同然に可愛がっていた人物だった。その円生には、足を洗った贋作作りを依頼する人物が…円生の展覧会は無事開催にこぎ着けられるのか? 2025.06.27 ├ 望月麻衣
├ 望月麻衣 【読書】望月麻衣『京都寺町三条のホームズ16 見習いキュレーターの健闘と迷いの森/前編』 ニューヨークで世界の第一線として活躍しているキュレーター、サリーにその才能を認められた真城葵。初めて1人で手がける展覧会は、元贋作師で画家の円生の個展に決まったが、アイデアが浮かばず悶々とする日々。そんな葵を、友人の香織が大学のサークル「京もっと」に誘う。一方、葵の恋人で、骨董品店〈蔵〉のオーナーの孫・家頭清貴のもとに、探偵の小松経由で浮気調査の依頼が入る。 2025.06.26 ├ 望月麻衣
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『盗まれた時を求めて』 寄宿制学校〈星の教室〉の生徒・唐沢ゆかりは、時々学校を抜け出して、大人に迷惑をかけるのを楽しみ(?)にしている。いつものようにゆかりが学校を抜け出して駅へ行ったところ、〈星の教室〉の〈M商会〉の社長・南田秋子の命を救うことになる。ゆかりは秋子の養子となり、学校に通いつつ経営者としての教育を受けることになる。 2025.06.25 ├ 赤川次郎