【読書】近藤史恵『ガーデン』

近藤史恵 探偵今泉 └ 近藤史恵

火夜が帰ってこないんです――
小箱を抱えた奥田真波が、今泉文吾探偵事務所を訪ねてきた。一緒に暮らしている火夜が、2週間前から帰ってこないのだという。
さらに、火夜のものと思われる小指が届けられた。
ただ事ではないと判断した今泉は、弟子の山本とともに火夜の行方を追う。

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近藤史恵さんの『ガーデン』を読みました。

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あらすじ

今泉文吾探偵事務所の下の階に住む奥田真波が、同居している火夜が2週間前から帰っていないと、助けを求めてきた。
しかも、火夜のものと思われる小指が送られてきたのだという。
謎多き娘・火夜を追って、植物園と見まがうばかりの庭に足を踏み入れた今泉と弟子の山本だったが…

感想

「探偵今泉シリーズ」の第2弾です。

「探偵今泉シリーズ」の第2弾ということですが、第1弾の『ねむりねずみ』の2年前の事件、今泉の最初の事件という位置づけだそうです。

このシリーズ=歌舞伎というイメージなのですが、この作品にはその要素は無し。
今泉最初の事件ということが関係しているのでしょうか。

作風は、近藤史恵さんのそれというよりも、(私の知る中では)恩田陸さんのそれに近いように感じました。

ちょっと読みづらさを感じつつも、独特の世界に引き込まれていくと言えば良いのでしょうか。
ふわふわとした浮遊感の中に、ピリッとスパイスが効いた殺人事件。
そして、どこか切ない結末…

秋の夜長にのんびりと楽しむのにぴったりな作品になっていました。

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