【読書】[オススメ]坂木司『ワーキング・ホリデー』

坂木司 ホリデーシリーズ ├ 坂木司

「初めまして、お父さん」
売れないホストの沖田大和のもとを、かつて別れた恋人の子供・小学5年生の進が訪ねてきた。
夏休みの間、突然現れた進と一緒に生活することになった大和だったが、大和はホストクラブをクビになってしまう。
クラブのオーナーから紹介されたのは、宅配便の配達員の仕事だった。

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坂木司さんの『ワーキング・ホリデー』を読みました。

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あらすじ

元ヤンで売れないホストの沖田大和の職場を、突然小学5年生の男の子が訪ねてきた。
男の子は、かつての恋人との間にできた子供・進だった!
ホストを辞め、宅配便の配達員に転身した大和は、進と夏休みの間一緒に暮らすことになる。

感想

面白かったです。

突然ホストクラブにやってきたのは、存在さえ知らされていなかった小学5年生の男の子。
それにしては、やけに落ち着いている大和。
私だったら、パニックに陥っていると思います(身に覚えはないけど…)。

小学5年生というのが絶妙な設定で、子供でもあるんだけど、立派に大人のお手伝いができる年齢。
生活力のある進は、ゴミの捨て方から掃除の仕方、料理まで器用にこなしてしまいます。
でも、やっぱり子供なので、すべてがうまくいくわけではないんですよね。

大和の「取り返しのつく間違いは怒らない」という方針は、大いに参考になりました。
ケンカで負ったケガは時間とともに癒えるけど、ナイフを取り出して相手の指を切断してしまったり、車に轢かれてしまったりすると、取り返しがつかなくなるから怒る。
そこの線引きが見事だと思いました。

あと、個人的に参考になったのが、寝起きの悪い人には、熱いお茶が縁まで入った湯飲みを持たすと良いというトリビア。
慎重に取り扱わないといけないので、瞬時に目が覚めるのだとか…
わが家で1番寝起きが悪いのは…私だなぁ……

父と子のひと夏の想い出…
オススメです!

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