大亦牛汁ら5人のミステリ作家は、同じく作家の天城菖蒲に招待され、東京からクルーザーで丸1日の距離にある条島へ招待される。
しかし、条島はもぬけの殻。仕方なく大亦らは天城館で宿泊することになるが、次々と作家らが殺害されていく。
そして誰もいなくなったとき、本当の”事件”の幕が開く。
楽天市場で購入する
白井智之さんの『そして誰も死ななかった』を読みました。
あらすじ
大亦牛汁ら5人の作家は、覆面作家・天城菖蒲から、絶海の孤島・条島に建つ天城館に招待された。
しかし、天城館はもぬけの殻。食堂には不気味な泥人形が5体並べられていた。
不穏な空気が漂う中、大亦らは次々に殺害されていく。
殺害から12時間後、大亦は頭に大釘が刺さった状態で目を覚ます…
感想
白井智之さんの作品を読むのは、『名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―』以来、2冊目です。
タイトルから、東野圭吾さんの『ある閉ざされた雪の山荘で』のような展開をイメージしたのですが、条島に到着したその夜に5人とも殺害されてしまうし…
残りのページ数からわかるように、そこからが本当の”事件”の幕が開くのですが…
のっけからグロテスクな描写があるのですが、蟲などが苦手な人はダメかも知れませんね。
ホラーが苦手なワタシですが、これくらいなら本で読むのは大丈夫だったりします。
推理をしては外れ、推理をしては外れていく様は、『名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―』でも見たので、白井智之さんのスタイルなのでしょうか。
だんだんと複雑になっていくのですが、最終的に真実に辿り着くと、ジグソーパズルのピースがはまったように、すっきりとしました。
どうやら特殊設定ミステリがお得意な作家さんのようですが、3冊目を手に取るかどうかは、他のブロガーさんたちのレビューなどを見て決めたいと思います。




コメント