【読書】横関大『闘え! ミス・パーフェクト』

横関大 ミス・パーフェクトシリーズ ├ 横関大

「その問題、私が解決いたします」
厚労相の元キャリア官僚で、ミス・パーフェクトの異名を持つ真波莉子は、実は現総理の隠し子。
その事実が世間に知られ、厚労相を辞めた莉子は、職場を転々としながら、過疎化する田舎の村おこしや、ハラスメントだらけの女子バレーチームの改革といった超難問に立ち向かう。
さらに、敏腕女性コンサルも現れて…

横関大さんの『闘え! ミス・パーフェクト』を読みました。

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あらすじ

第一問:限界集落である某村を活性化させなさい。

法務省に勤める川尻賢太は、地元の市役所職員・井上武弘から、村おこしを手伝ってくれるコンサルの紹介を依頼され、東大の同級生・真波莉子を紹介する。
しかし、村は別のコンサル・天沼未央奈も招聘していた。

感想

「ミス・パーフェクトシリーズ」の第2弾です。

今回も、現首相の隠し子・真波莉子が、様々な課題に立ち向かっていくのですが、正直『第一問』の解にはピンと来ず…

『第二問』は、なるほどと思いましたが、犯人がそんなに簡単に見つかるかな?と思いましたが、伏線が回収されてなるほどと。

『第三問』は、ぜひ現実世界でも進めて欲しい改革ですね。
監督をそう簡単に丸め込めるかは怪しいところですが、鬼監督だって人ですからね。
急所を突いた良い方法だったのかと思います。

『第四問』の、”出張~”については、うまくいくかどうか、人によるのかな?と感じました。
環境を変えるというのは、良い方向に向かうこともあれば、悪い方向に向くこともあるのかなと。
適材適所でいけば、Win-Winになりそうな気がします。

最後に、プライベート面でも進展があったのか、なかったのかといった感じの莉子ですが、今後どうなっちゃうんでしょうね。
シリーズ第3弾も刊行されているようなので、気になるところです。
横関大さんの他の作品を見ていると、一気に進展があってもおかしくないと思うのですが…

第1作の『ミス・パーフェクトが行く!』と比較すると、解にいまいち賛同できないものもありましたが、十分に楽しめる作品でした。

収録作品

第一問から第四問まで収められています。

第二問:某市の給食センターの異物混入問題を解決し、ついでに客離れに悩む某キャバクラの売り上げを回復させなさい。

市の給食センターで調理したメンチカツに、長さ7センチの釘が刺さっていることに、給食当番の児童が気づいた。

第三問:ハラスメントだらけの某女子バレーボールチームを改革しなさい。

女子の1部リーグに所属する〈京浜ラビッツ〉は、昨年から優勝請負人の監督を招聘したが、選手を背番号で呼ぶなど、昭和の指導方法が行われていた。
さらに、セッターの井野夏帆は妊娠していたが、所属会社に産休制度がないため、選手を続けるか、子供を産むかの選択を迫られていた。

第四問:厚労省の元キャリア官僚によるインサイダー取引疑惑の真相を解明し、地に墜ちた厚労省の評判を回復させなさい。

莉子の元上司で、ベンチャー企業社長の小熊洋介が自殺した。
小熊にはインサイダー取引の疑惑がかけられており、同事件で逮捕された投資家は、厚生労働大臣の息子だった。

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