2026年5月に紹介した本の中から、私のオススメ3冊を選んでみました。
今月も面白い作品に当たったなぁという印象。外れだった作品はなかったかな。
今年に入ってから刊行された作品も、多く紹介できたように思います。
最終的に5冊で悩んだのですが、下の3冊を選んでみました。
3位:三上延『ビブリア古書堂の事件手帖V ~扉子と謎めく夏~』
今月の3位は三上延さんの『ビブリア古書堂の事件手帖V ~扉子と謎めく夏~』。
社会現象にもなった「ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ」の最新刊です。
今回は、シャーロック・ホームズが登場。
私は子供の頃に3作くらいしか読んだことがないのですが、”シャーロキアン”と呼ばれる熱狂的なファンを持つ作品ですね。
個人的には、栞子の物語から、娘の扉子の物語になって、面白さが増したかな?と感じています。
2位:笹本稜平『未踏峰』
今月の2位は、笹本稜平さんの『未踏峰』。
アスペルガー症候群のサヤカと知的障害者の慎二、人生から落伍しかけた裕也の3人が、ヒマラヤ6000m級の未踏峰に挑む作品です。
「障害を持っていたってできるんだ!」ではなく、「障害を持っているのなら、なおさらその人の個性を引き出せば良い」といった書き方が良かったです。
1位:下村敦史『ネタバレあり 双紋島の殺人』
1位は下村敦史さんの『ネタバレあり 双紋島の殺人』。
ミステリでのタブーであるネタバレを最大限に活かした作品。
「島での最初の犠牲者は名探偵」、「ミステリー作家は犯人ではない」、「島では4人が殺される」など、7つの”ネタバレ”が巻頭に書かれていますが、これらの”ネタバレ”と、本文をあわせて読むことで、真相がわかるような仕掛けがされています。
『同姓同名』や『全員犯人、だけど被害者、しかも探偵』など、トリッキーな作品を書かれている下村敦史さんらしい作品になっています。







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