友人のなつこと共に喫茶店〈北斎屋〉を切り盛りする野坂あやめは、常連客の提案で瀬戸内海の無人島へ慰安旅行に出かけることになる。
参加したのは〈北斎屋〉の2人と常連客6名。
訪れた島は、数年前まで新興宗教の聖地だったといういわく付きの島。
そして、バカンス気分を吹き飛ばす出来事が発生する。

近藤史恵さんの『凍える島』を読みました。
あらすじ
友人のなつこと喫茶店を切り盛りする野坂あやめは、常連客の提案で、瀬戸内海の無人島に慰安旅行に出かけることになる。
参加したのは男女8人。
しかし、バカンス気分に浸る暇もなく、店の常連客の妻・奈奈子が部屋の中で殺害されてしまう。
しかも、部屋は密室になっていて、あやめの部屋から出入りできる茶室に置かれた脇差しは血にまみれていた。
感想
93年の鮎川哲也賞受賞作であり、近藤史恵さんのデビュー作でもあります。
近藤史恵さんは好きな作家さんの1人なのですが、初期はどんな作品を書かれていたのかなぁという興味と、鮎川哲也賞を受賞したのだから面白いに決まっているという期待で手に取ってみました。
近藤史恵さんというと、人が死なないミステリーというイメージなのですが、本作は孤島での連続殺人となっています。
アガサ・クリスティーの『そして誰もいなくなった』のイメージを読者に植え付けておいて、実は別の作品のパターン。と思いきや、さらにもう1展開あって…
終盤は振り回されっぱなしになってしまいました。
私のイメージする近藤史恵さんの作品とは少し違いましたが、面白い作品でした。




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