【読書】高野和明『13階段』

高野和明 ▼著者 タ行

犯行時刻前後の記憶を失った死刑囚・樹原亮。その冤罪を晴らし、死刑の執行を止めるために2人の男が立ち上がった。
1人は刑務官の南郷正二。もう1人は傷害致死の罪を負い刑務所から仮釈放されたばかりの三上純一。
処刑まで残されたわずかな時間で、2人は樹原を助け出すことができるのか?
第47回江戸川乱歩賞受賞作品。

高野和明さんの『13階段』を読みました。

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あらすじ

傷害致死の罪で1年8ヶ月の服役を終えて仮釈放された三上純一は、刑務官の南郷正二から仕事を紹介される。
その仕事とは、犯行時間前後の記憶を失った死刑囚・樹原亮の死刑執行を止めること。
樹原亮に対する『死刑執行起案書』はすでに作成され、13個の承認印が順に押されているところだった。
純一と南郷は、樹原の死刑を止めることができるのか?

感想

お初の作家さんです。
第47回江戸川乱歩賞受賞作品で、高野和明さんのデビュー作だそうです。

死刑執行まで秒読みという状況で、樹原の冤罪を晴らすべく捜査を開始する三上純一と南郷正二。
純一は、樹原が死刑判決を受けた10年前の事件の日、同じ町内に来ていたという偶然が。
そして、殺害してしまった相手の遺族への多額の賠償金を支払うために、成功報酬を手にいれなければならないという、引くに引けない理由があるのですが、素人2人に何ができる?といった、どこから手をつければ良いかわからないような事件。
それでも、なんとか真相に近づくのですが、予想しない事態に…

終盤は、樹原の死刑執行が迫る緊張感と、二転三転する展開にページをめくる手が止まらなくなってしまいました。
終章は、ちょっと落ち着いて読むことができるのかな?と思いきや、ここでも新たな事実が…

非常によく練られたストーリーで、面白い作品でした。
機会がありましたらぜひ。

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