【読書】似鳥鶏『コミュ障探偵の地味すぎる事件簿』

似鳥鶏 ▼著者 ナ行

小学生の頃から「名探偵」という存在に憧れていた藤村京は、小学生時代のある出来事が原因でコミュ障になっていた。
大学の法律学科に進学した藤村は、入学早々に行われた自己紹介で四苦八苦。
しかし、講義室に置き忘れられた傘の持ち主を推理したことから、徐々に交友関係を広げていく。

似鳥鶏さんの『コミュ障探偵の地味すぎる事件簿』を読みました。

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あらすじ

論理の傘は差しても漏れる

コミュ障の藤村京は、大学入学早々に行われた自己紹介で四苦八苦。
その後のSNSのID交換にも加われず、気がつくと講義室の中で寝てしまっていた!
講義室を退室しようと思った藤村の目に止まったのは、高級傘。
見て見ぬふりができなかった藤村は、傘の持ち主を推理する。

感想

お初の作家さんです。
以前から名前は知っていたんですけどね(何せ特徴的ですから)。

主人公の藤村京くんは小学生のときのある出来事をきっかけにコミュ障に。
私も似たような経験がありますねー。
藤村くんほどではありませんが、私も人づきあいが苦手。こうやってブログを書いたりするぶんには構わないのですが、直接話をするとなると、あとから修正が利かないので、慎重になってしまいます。
そして、ひとたび慣れてしまうといらないことを言ってしまってあとで反省…
でも、こういったことって、多かれ少なかれ、ほとんどの人が感じていることではないでしょうか。

ユーモアに溢れた文章ですが、謎解き部分は本格的。
謎解きを行うときだけ別人格が現れたりしても面白いんだけど、と思いましたが、あえて地でいくところがリアルで良かったかな。

シリーズ化はされていないようですが、続編を読みたいなと思わせてくれる作品でした。

収録作品

『論理の傘は差しても漏れる』のほか、『西千葉のフランス』、『カラオケで魔王を歌う』、『団扇の中に消えた人』、『目を見て推理を話せない』が収められています。

西千葉のフランス

セレクトショップの更衣室に入った女学生が消えるという事件が発生。
彼女は秘密の通路から連れ去られてしまったのか?

カラオケで魔王を歌う

藤村たちは6人でカラオケへ。
しかし、オレンジジュースを頼んだはずの加越美晴が酔い潰れてしまう。

団扇の中に消えた人

房州うちわの販売会を訪れた藤村らだったが、同行した男子学生が財布をすりとられてしまう。
咄嗟に加越が人の流れを止めて犯人探しをはじめるが…

目を見て推理を話せない

法律学科の元喫煙所スペースに置いてあったデスクトップパソコンとキーボード、マウスが盗まれてしまった。
元喫煙所スペースのカードキーはキズが入って使えなくなっており、新しいカードキーを手配した姫田に容疑がかかるが…

コメント

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