【読書】初野晴『退出ゲーム』

初野晴 ハルチカ ▼著者 ハ行

わたしはこんな三角関係をぜったいに認めない――
廃部寸前の弱小吹奏楽部のフルート奏者・穂村千夏とホルン奏者・上条春太は、音楽教師の草壁の指導のもと吹奏楽の”甲子園”普門館を夢見る。
化学部から盗まれた劇薬の結晶、六面すべてが白いルービックキューブなど、2人の前に難問が立ちはだかる。

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初野晴さんの『退出ゲーム』を読みました。

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あらすじ

結晶泥棒

文化祭前、掲示板に脅迫状が貼り出された。
教頭のかつらの秘密を明らかにしなければ、焼きそばに毒を盛るという内容に、職員室は戦々恐々。
一昨年からあるいたずらで、これまで実行に移されたことはなかったのだが、文化祭の4日前、化学部が展示予定だった硫酸銅の結晶がなくなった!
吹奏楽部で文化祭の実行委員に名を連ねる穂村千夏は、幼馴染みの上条春太に助けを求める。

感想

お初の作家さんです。
「ハルチカシリーズ」の第1弾とのこと。

面白くなかったわけではないのですが、私の好みとはちょっと違ったかなぁ。
どこかで書評や感想を目にしてピックアップしたはずなのですが、どこに惹かれたのかが思い出せず…
ゴリゴリのミステリと間違えたのではなさそうなのですが…

ジャンル分けをするとしたら、青春ミステリ。
米澤穂信さんの「文芸部シリーズ」や「小市民シリーズ」みたいな感じでしょうか。

探偵役はハルタ。ワトスン役がチカといったところでしょうか。
草壁先生もなかなかの知恵者です。

アニメ化、実写映画化されているシリーズみたいですね。

機会があれば、続編を手に取ってみたいと思います。

収録作品

『結晶泥棒』のほか、『クロスキューブ』、『退出ゲーム』、『エレファンツ・ブレス』が収められています。

クロスキューブ

廃部寸前の吹奏楽部は、部員を求めていた。
白羽の矢が立ったのが、中学生の時にオーボエを吹いていた成島美代子。
美代子は、小児脳腫瘍で亡くなった弟が遺した、真っ白なルービックキューブの謎を解けないでいた。

退出ゲーム

吹奏楽部の新たなターゲットは、サックスの名手だったが演劇部に入部してしまったアメリカ人のマレン・セイ。
演劇部の部長名越は、即興劇での演劇部と吹奏楽部の対決を持ちかけてくる。

エレファンツ・ブレス

発明部の萩原兄弟が「オモイデマクラ」を1万円で売り出した。
思い出を3つの色に置き換え、その比率を申請することで、夢の中で思い出を再現できるという。
しかし、その思い出の色として「エレファンツ・ブレス」を指定してきた人物が現れる。

ハルチカ

4,075円

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