【月間 BEST 3】2026年10月の月間 BEST 3

月間BEST3 月間 BEST 3

2026年10月に紹介した本の中から、私のオススメ3冊を選んでみました。

今月は図書館で予約していた新刊が次々と順番が回ってきて。
それに加えて購入した本があったので、本に追われるという嬉しい悩みが…

今月紹介した本も、面白い作品が多くて、3つに絞るのに苦労しました。
特に、東野圭吾さんの『永遠の記憶』を残したいなと思っていたのですが、泣く泣く切らざるをえなくなってしまいました。

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3位:越尾圭『もう一度だけ会えたなら、ぼくとわたしは――』

今月の3位は越尾圭さんの『もう一度だけ会えたなら、ぼくとわたしは――』。

私が越尾圭さんの作品を読むきっかけになった『ぼくが生きるということは、きみが死ぬということ』の続編です。

社会派ミステリも書かれる越尾圭さんですが、こういった心を打つ作品も絶品。

『ぼくが――』と比較すると緊迫感に劣りますが、その分じっくりと読めるでしょうか。
展開はある程度予想どおりなのですが、その予定調和が心地よいといえば良いでしょうか。

『ぼくが生きるということは、きみが死ぬということ』とあわせて読んでいただきたい1冊です。

2位:横関大『黒鳥』

今月の2位は、横関大さんの『黒鳥』。

瀬戸内海に浮かぶ島の小学校で白ブタと呼ばれていた、白鳥遙奈のシンデレラストーリーと言いたいところなのですが、一筋縄ではいかないところが面白いところです。

なんせ、遙奈はシンデレラになるためには手段を選ばない。
そのやり方に反発する同級生の針宮実沙子がことごとく邪魔をして…
と言っても、実沙子が悪役ではないところが面白いところです。

最後に、タイトルの『黒鳥』の意味がわかったとき、鳥肌が立ちました。

1位:辻堂ゆめ『残火』

今月の1位は辻堂ゆめさんの『残火』。

放火殺人事件の加害者家族が、被害者家族に復讐を行うというストーリー。
普通だと逆だと思うのですが、それだけ加害者家族が追いつめられたということなのかな?と読み進めていると…

加害者家族や被害者家族に向けられる世間の目…
「殺人事件の加害者家族と被害者家族――一つ選べと言われたら、あなたはどちらになりたいですか?」という言葉が刺さります。

さらに、「善意から人を殺した」という言葉の意味がわかったときには鳥肌が。

いろいろと考えさせられる作品になっていました。

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