【読書】大倉崇裕『白虹』

大倉崇裕 ├ 大倉崇裕

大倉崇裕さんの『白虹』を読みました。

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あらすじ

夏の間、神凪沢の山小屋でバイトをする五木健司は、登山ルートから離れた場所で怪我をして動けなくなっていた名頃章を発見し、救助する。
山に関して初心者だった名頃は、恋人の奥村裕恵が仕事で山に行けなくなってしまったため、代わりに神凪沢で写真を撮るために登ってきたのだという。
しかし、その名頃が裕恵を殺害し、自らも車で崖下に転落して死亡するという事件を起こしてしまう。

感想

以前読んだ『聖域』『生還』と同じく、大倉崇裕さんの山岳ミステリの1冊です。
過去の2冊では、山で起きた事件を解き明かすという作品になっていましたが、この作品は、下界で起きた事件に、山男の五木が挑むという構図になっています。

山で起きた事件と違って、下界では様々な情報が得られて、捜査が順調に進むかと思いきや、山小屋でバイトをする五木に与えられた時間は1週間。
限られた時間の中で事件を追いかける五木からは、山男ならではのタフさが見てとれます。

夏山が舞台ということもあり、『聖域』や『生還』に見られたような、山の厳しさは控えめだったかな。

事件もいよいよ大詰めとなってきたところで、私は頭の中が整理しきれなくなってしまい、何度か前のページを見直してしまいました。
あそこがすっと流れてくれると、読了感がもっと良かったのですが、私の読み方が悪いという話も…

大倉崇裕さんは、本当に山が好きなようで、調べてみると、山岳ミステリとされている本が結構出ているんですよね。
山への愛があふれ出ている作品ばかりなので、今後もどんどん読破していきたいと思います。

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