【読書】歌野晶午『ガラス張りの誘拐』

歌野晶午 ├ 歌野晶午

あなたのお嬢さんを誘拐しました――
警視庁に勤務する刑事・佐原真一のもとに、ひとり娘の深雪を誘拐したと、中年男性から電話がかかってきた。
要求された身代金の額は1億円。
しかし、事件当初から警察の介入を許可し、身代金の受け渡し現場を警察官に警備させるなど、通常誘拐犯が嫌がることばかりを指定してくる変わった犯人だった。

歌野晶午さんの『ガラス張りの誘拐』を読みました。

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あらすじ

妻に先立たれ、義母とともに高校生の娘・深雪を育てる佐原真一刑事のもとに、深雪を誘拐したという電話がかかってきた。
どうやら、家出をしたところを狙われたらしい…
誘拐犯は、警察の介入を許可し、衆人環境のもと身代金の受け渡しを要求してきた。

感想

勝手に歌野晶午さんは最近の作家さんなのかなと思っていたのですが、デビューは1988年だったんですね。
舞台が平成元年になっていたので、調べてみてちょっと驚きでした。

作品の中では3つの事件が取り上げられているのですが、出てくる順番が、第2の事件→第3の事件→第1の事件となっていて…
通常なら、第1→第2→第3。第2→第1→第3というパターンもあるでしょうか。
しかし、第2→第3→第1という部分には明らかにミステリとしての作為を感じます。

歌野晶午さんらしいどんでん返しの結末…なのでしょうが、最初に収められている第2の事件から怪しいなと思っていた人物が深く関わっていて…
私個人としては、そこまでの驚きは感じなかったかな。

ただ、第3の事件の身代金受け渡しについては、どうやるのかがまったくわからなくて、散々頭を悩まされました。

タイトルに惹かれて手に取ったのですが、中身も良かったです。
機会がありましたら、ぜひ。

コメント

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