劒岳山頂に観測旗を立てよ――
日露戦争直後、軍の陸地測量部で測量官として勤める柴崎芳太郎は、最後に残された未踏峰、劒岳山頂に三角点を埋設するよう指令を受ける。
弘法大師が草鞋3000足を使っても登れなかったと言われる劒岳には、設立されたばかりの山岳会も初登頂を狙っており、軍の威信をかけたプロジェクトだった。
新田次郎さんの『劒岳 〈点の記〉』を読みました。
あらすじ
日露戦争直後、前人未踏と言われ、決して登ってはいけない山と言われる北アルプスの未踏峰・劒岳の山頂に、三角点を埋設するよう指令が下る。
測量官の柴崎芳太郎は、地元の人夫・宇治長次郎らを案内人にして、劒岳山頂を目指す。
その劒岳には、設立後間もない日本山岳会も初登頂を目指しており、山岳会よりも早く頂上を極めるよう、至上命令が下る。
感想
最近マイブームになっている山岳小説のおすすめを調べていると、必ず出てくるのが新田次郎さんの名前。
そこで1冊手に取ってみたのですが、明治時代のことを書いているせいか、漢字の使い方などが現在と違っていて、ちょっと読みづらい…
新田次郎さん自身も、私が生まれる前の方らしいので、ほかの作品がどうなっているのかは不明。
あと何冊か読んでみて、判断かなぁ。
劒岳については、以前ちょっと調べたことがあって、カニのヨコバイやカニのタテバイをはじめ、ある程度知識があったので、楽しく読むことができました。
この作品の前に読んだ山岳小説が、『K2 復活のソロ』だったのですが、そのときはやっぱり国内の山とはスケールが違うなぁと思ったのですが、日本の山も厳しいですね。
実話に基づく話ということで、リアルさは群を抜いていますが、これも、新田次郎さんの筆力あってのことなのかな?
もう1冊手に取るのが楽しみです。




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