たわけ!
副操縦士として国際線デビューした間宮治郎を待っていたのは、めーっちゃくちゃ厳しく、無愛想で冷たくて毒舌で変わり者のキャプテン・氷室翼だった。
運航管理部のカウンターでさっそくやり込められた治郎だったが、いざフライトとなると、氷室の技術に舌を巻く。
そんなフライトの最中、客室で盗難騒ぎが持ち上がり…
秋吉理香子さんの『機長、事件です!』を読みました。
あらすじ
副操縦士になり、初めての国際線に搭乗することになった間宮治郎は、厳しく、毒舌で変わり者のキャプテン・氷室翼と組むことになる。
搭乗前の空港でさっそくやり込められた治郎だったが、氷室の技術、知識に感銘を受ける。
しかし、客室では、機上でプロポーズをしようとしていた男性が所持していた婚約指輪が盗難されるという騒ぎが発生する。
感想
これまで読んだ秋吉理香子さんの作品とは、ちょっとイメージが違う作品でした。
キャプテンの氷室翼は、操縦の腕は良いのだが、厳しく毒舌で変わり者。
しかし、愛すべきキャラクターなんですよね。
氷室に対をなすキャラクターとして、性格が正反対の第2機長の幸村操雄を持ってきたところも、良い効果を生んでいるのではないでしょうか。
成田~シャルル・ド・ゴールの往復と、2日間のステイで4回も事件に巻き込まれてしまう治郎たち。
ホームズ役を氷室、ワトスン役を治郎が務めるのですが、なかなか良いコンビ。
凸と凹でぴったり収まるって感じでしょうか。
4編からなる連作短編集のような構成になっていて、読みやすかったです。
続編を出してくれないかなぁと思うのですが、いかがでしょう?
息抜きがてら読める、軽めの作品に仕上がっているので、機会がありましたら。




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