【読書】中山七里『ハングマン 鵜匠殺し』

中山七里 ハングマン └ 中山七里

世の中には騙す側と騙される側しかいない。どうせなら騙す側でいた方が、人生楽しいじゃんか――
首都圏で闇バイトを使った大規模な特殊詐欺グループによる犯行が連続して発生。
その裏には”ショウ”を名乗るリーダーの影が…
復讐代行チーム〈ハングマン〉が”ショウ”に忍び寄る。

中山七里さんの『ハングマン 鵜匠殺し』を読みました。

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あらすじ

復讐代行チーム〈ハングマン〉のメンバーのひとり、比米倉内記が大学で唯一気を許した久水奏多が闇バイトに手を染め、高級腕時計店襲撃後に殺害された。
また、首都圏を中心に、闇バイトを用いた特殊詐欺事件が横行。
捜査を進めていくと、事件の背後に”ショウ”なる黒幕の影が…
〈ハングマン〉は次なるターゲットを”ショウ”に定める。

感想

『祝祭のハングマン』に次ぐ「ハングマンシリーズ』の第2弾です。

今回の敵は闇バイトを使った特殊詐欺グループ。
でも、「規模も悪質さも、ついでに言えば主犯格の冷徹さも群を抜いている」という割には、スケールが小さいんですよね。
ルフィ事件を参考にしたのでしょうが、犯行グループのピラミッド階層があまりにも浅くて…
少なくとも、あと2階層か3階層くらいほしいところですが、1冊の本にまとめようとすると、これが限界だったのでしょうか。
でも、そうすると、「規模も悪質さも――」というところと矛盾が生じてしまうんですよね。

暗殺の仕方もやけにあっさりとしていましたし、そもそも1ページ目の記述からすると、もっと簡単に…と思えてしまったのは私だけでしょうか?

読んでいる途中も、読み終わった後も物足りなさを感じる1冊でした。

コメント

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