【読書】秋吉理香子『修羅の桜』

秋吉理香子 ├ 秋吉理香子

中学受験塾で常にトップの唐木田多門が突然姿を消した。
同じ塾に通う東堂英太郎の家のプリンタには身代金を要求する手紙が、成田昌也の家からは多門の血のついたジャンパーが見つかる!
母たちの心配がピークに達したとき、思いもよらない事実が明らかになる。

秋吉理香子さんの『修羅の桜』を読みました。

広告
広告
広告
500万冊以上の電子書籍が読み放題『Kindle Unlimited』への登録はこちらから

あらすじ

中学受験塾で常にトップの唐木田多門が、塾へ行く途中に姿を消した。
同じ塾に通う東堂英太郎の家のプリンタには、身代金を要求する手紙が残されていた。
さらに、成田昌也の家からは多門の血のついたジャンパーが見つかる。
警察、消防、保護者らが総出で多門の行方を捜す中、思いもよらぬ事実が発覚する。

感想

面白かったです!
最後はどんでん返しに次ぐどんでん返し。
まさか、そんな結末が用意されていたとはねぇ。夢にも思いませんでしたよ。

第1章は、外で読んでいたこともあり、少し頭に入ってきづらかったのですが、第2章以降はグイグイと引き込まれていって、一気読みでした。
文庫で約220ページと短い作品なので、一気に読める時間を作って読むのがおすすめです。

そして、最後は良いことが書かれていました。
スポーツや習い事と、受験を比較しての発言だったのですが、私自身冷や水をかけられたように、目が覚めた気分になりました。
カンの良い方だと結末が読めてしまえるかもしれないのですが、少しだけ引用しておきますね。

「どうして勉強って、悪く捉えられるんですかね。……ピアノやバレエなんて3歳から始めるなんて珍しくない。3歳ですよ。……スポーツは健全とかスポーツマンシップは尊いとか言われるけど……勉強だって同じなんですよ。受験はメンタルの格闘技です。……子供同士で蹴落とし合い? 当たり前でしょう、競技なんだから」

最後の部分を読むためにも、ぜひ手に取っていただきたいと思える作品でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました