【読書】赤川次郎『花嫁ヶ丘の決闘』

赤川次郎 花嫁シリーズ ├ 赤川次郎

塚川亜由美が観劇に訪れた舞台上で発射された拳銃は本物だった――
亜由美は劇団のマネージャー・村上佐知子から、大事にならないよう内密に処理して欲しいと依頼される。
新たに劇団員になった千直子の人気に火がつき、大きな会場でミュージカルを上演することになるが、従来からの劇団のヒロイン・古山たか子が旅に出てしまう。

赤川次郎さんの『花嫁ヶ丘の決闘』を読みました。

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あらすじ

〈劇団R〉の公演のラスト、決闘シーンで使用された拳銃から、実弾が放たれた!
さらに、ウエイトレス役がケガをして、急遽コンビニ店員の千直子が当てられるが、直子の演技が噂を呼び、一躍時の人となる。
〈劇団R〉は、直子を主演にしたミュージカルを演じることになったが、従来のヒロイン・古山たか子がへそを曲げて旅に出てしまう。
東京公演の最終日、そのたか子から人助けのために港町で公演をしてほしいとSOSが入る。

感想

「花嫁シリーズ」の第37弾です。

シリーズの途中で、〈塚川亜由美探偵事務所〉を立ち上げ、助手に就いた加東なつきの出番が増えた分、亜由美の友人・神田聡子の影が薄くなった印象。

コンビニ店員だった千直子が、一躍時の人になるあたりは、赤川次郎さんお得意のシンデレラストーリーですね。
代役から…というところが、『虹に向かって走れ』を思い起こされました。

軽くてぐんぐんと読み進めることができるのに、それぞれのキャラクターが立っていて、血が通っているところが赤川次郎さんの良いところですよね。

このシリーズ、まだまだ続きそうなので、次回作にも期待です。

収録作品

表題作のほか、『逢うときはいつも花嫁』が収録されています。

逢うときはいつも花嫁

塚川亜由美と助手の加東なつきは、和田加代子教授の義母が支配人を務めるホストクラブへ行くが、銃撃事件に巻き込まれてしまう。
同じ頃、女優の馬渕しおりの部屋で、女性が顔などを撃たれて殺害される。

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