【読書】横関大『ミス・パーフェクトの憂鬱』

横関大 ミス・パーフェクトシリーズ ├ 横関大

「この問題、私が解決いたします」
厚労相の元キャリア官僚で、ミス・パーフェクトの異名を持つ真波莉子は、実は現総理の隠し子。
その事実が世間に知られ、厚労相を辞めた莉子は、職場を転々としながら、「ハラスメント大王」とあだ名がついた町長問題で炎上した町のイメージ回復や、いじめ問題で揺れるバレエ団の改革といった難問に立ち向かう。

横関大さんの『ミス・パーフェクトの憂鬱』を読みました。

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あらすじ

第一問:介護離職者が相次ぐ零細出版社をどうにかしなさい。

月刊誌〈旅とグルメ〉を出版する星霜社は、販売数の落ち込みとともに、社員の介護離職にあえいでいた。
会社を立ち上げたときのメンバーのひとりが介護離職を申し出たタイミングで、社長の霜田は〈旅とグルメ〉の廃刊を決意する。
残された社員の再就職先を巡って、真波莉子とコンサルティング会社がプレゼン勝負をすることになる。

感想

「ミス・パーフェクト」シリーズの第3弾です。

今回も4つの問題に挑んだ真波莉子ですが、問に対する一般的な回答として成立するのは2つだったかな?
あとは、ケースバイケースで、事件の展開に合わせた最適解だったでしょうか。

個人的には、第三問のバレエ団の体質改善が好きでした。
特に改善案の1つめ。私は大の苦手なのでつらい立場に置かれることになりそうですが、彼女たちの立場であれば、視野を拡げる上でも役に立つんじゃないかなと。

この作品で、人生の転機を2つ(3つ?)迎えることになった莉子ですが、まだまだ活躍の場がやってきそう。
次回作にも期待です。

収録作品

第一問から第四問まで収められています。

第二問:ハラスメント町長問題で炎上した某町のイメージを回復させなさい。

セクハラ、マタハラ、パワハラ、カスハラ…
ハラスメント行為のオンパレードで辞職に追い込まれた町長の問題に揺れる猿飛町は、莉子のボディガード・城島の故郷だった。

第三問:いじめ問題で揺れる某舞踏団の旧態依然とした体質を改善しなさい。

ASUKA舞踏団の公演でプリンシパルを任された若手団員が、自殺を苦にして自殺してしまった。
しかし、顧問弁護士を中心とした舞踏団側は、いじめはなかったと言い張る。

第四問:某製菓メーカーの異物混入事件を解決しなさい。

タヌキ製菓が販売する〈じゃが山君〉に、除草剤が混入する事件が発生した。
さらに、〈じゃが山君〉を製造する工場で働くベトナム人実習生が、寮で自殺に見せかけて殺害される事件が発生してしまう。

コメント

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