【読書】赤川次郎『涯しない影に』

赤川次郎 ├ 赤川次郎

女子高の国語教師・八木透が自宅で刺殺された。
その日、八木と一緒に女子生徒が部屋に入る姿を目撃したという証言が出たため、八木が勤めていたA高校は大騒ぎに。
しかし、間もなく容疑者として逮捕されたのは、八木に200万円の借金があった佐田靖之だった。
佐田が留置所で自殺をしたことで、事件は解決したかのように思われたが…

赤川次郎さんの『涯しない影に』を読みました。

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あらすじ

私立A高校に通う矢部ちひろは、定期試験の最終日、国語教師の八木透から部屋に招かれた。
八木が高校時代に書いた作品が載った文芸誌を見せてもらう約束をしていたからだ。
しかし翌日、八木が部屋で刺殺体になっているのが発見される。
八木殺害の容疑で逮捕されたのは、八木に借金があった佐田。
佐田が留置所で首を吊ったことで、事件は終了したと思われたが…

感想

赤川次郎さんの長編ミステリというと、いろんなところで事件が起きて、徐々にそれが1つに纏まってくるという作品が多いイメージなのですが、この作品はストレート。
どこに着目すれば良いかがわかりやすい作品になっていました。

しかし、八木殺害の真実についてはなかなか究明されないまま話が進んでいって。
その間にいろんなエピソードを混ぜ込んでくるテクニックがさすがだなと思いました。

最後は、赤川次郎さんが得意としている、大人とも子供とも言えない高校生というキャラクター設定を十二分に活かしたまとめ上げ方になっていました。
十代後半の女の子を書かせると、右に出るものがいないなと、改めて感じさせられる作品でした。

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