東野圭吾

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【読書】東野圭吾『ウインクで乾杯』

パーティーコンパニオンの小田香子の同僚・牧村絵里が、宝石店『華屋』の感謝パーティーのあと、ホテルの部屋で殺害された。絵里は毒殺されていたが、部屋には施錠だけでなく、チェーンまでかけられていた。さらに、絵里の親友・真野由加利も殺害されてしまう。
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【読書】[オススメ]東野圭吾『パラドックス13』

3月13日13時13分13秒からの13秒間、P-13現象が発生する。しかし、何が起きるかは誰もわかっていない――その時刻、東京の街から人や動物が消えた。残されたのは十数名。なぜ、自分たちだけが残ったのか?元の世界へ戻る方法はあるのか?残された者たちは、生き延びるため、元の世界に戻るために、時に協力し、時に仲違いしながら謎の解明を目指す。
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【読書】東野圭吾『片想い』

西脇哲朗は、学生時代のアメフト部の仲間たちと旧交を温めたあと、店の外でマネージャーだった日浦美月を見かける。自宅に美月を案内したが、美月はホステスをストーキングする男を殺害してしまったと言う。美月は性同一性障害で、男性バーテンダーとしてバーで働いていた。同じくアメフト部の元マネージャーで、哲朗の妻の理沙子と哲朗は、美月を匿おうとするが…
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【読書】東野圭吾『ブルータスの心臓』

MM重工のロボット技術者・末永拓也は、次期社長と言われる専務の仁科敏樹の娘・星子の婿候補の1人に挙げられていた。しかし、星子に近づくために使った雨宮康子と男女の関係にあった。康子は拓也に子供を妊娠したと告げるが、康子には他にも2人の社員と関係があった。3人は康子を殺害する計画を立て、実行する。完璧なアリバイを用意したはずだったのだが、最後の最後に大きな歯車が狂ってしまう。
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【読書】東野圭吾『危険なビーナス』

獣医師として働く手島伯朗のもとに、女性から1本の電話がかかってきた。女性は、異父弟・明人と最近結婚したのだが、明人が行方不明になってしまったと言う。明人の父・矢神康治は末期癌で、いつ亡くなってもおかしくない状態にあった。また、明人は祖父の康之介の莫大な個人資産を1人で譲り受けることになっていた。
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【読書】東野圭吾『白鳥とコウモリ』

東京都港区に放置された車の後部座席で、弁護士・白石健介の刺殺体が発見された。警察の捜査により、白石と生前連絡を取っていた者の中から、愛知県在住の倉木達郎が浮上するが、事件の背景に、さらに33年前に愛知県岡崎市で発生した冤罪事件の影が浮かび上がる。33年前の事件では、お年寄りに金融商品を売りつけていた悪徳商社の社長・灰谷昭造が刺殺され、容疑者とされた男が拘置所内で首を吊って自殺していた。
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【読書】東野圭吾『手紙』

武島剛志は、弟・直貴の大学進学費用を都合するため、盗みに入ったが、住人の老婦人に見つかり、騒がれたため老婦人を殺害してしまう。直貴は、リサイクルの仕事をしながら通信制の大学へ入学し、翌年には通学課程に編入。仕事をしながら学問を続けるが、兄が強盗殺人犯であるという事実が大きくのしかかる。
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【読書】東野圭吾『レイクサイド』

並木俊介は息子の章太が私立中学校受験のための勉強合宿を行っている別荘へ向かったが、部下で恋人の高階英里子があとを追ってきていた。英里子が飛び入り参加した夕食が終わり、俊介が英里子と待ち合わせしたホテルに向かっている間に、英里子は俊介の妻・美菜子の手によって撲殺されてしまった。俊介は合宿のメンバーの藤間、関谷、板崎らと共謀して、湖に英里子の死体を沈めるが…
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【読書】東野圭吾『透明な螺旋』

フリーの映像クリエーター・上辻亮太が、南房総沖で漂流しているのが発見された。上辻の背中には銃創があり、体内から銃弾が発見された。上辻と同棲していた女性・島内園香から行方不明者届が提出されていたが、警察が園香に連絡を取ろうとしたところ、大きな旅行バッグを持って家をあとにした後だった。また、園香が上辻からDVを受けていたことが判明する。
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【読書】東野圭吾『クスノキの番人』

直井玲斗は、住居侵入、器物破損、窃盗未遂の罪で起訴されそうになったところを、柳澤千舟に助けられた。千舟は母の腹違いの姉だったが、玲斗には千舟と会った記憶はなかった。玲斗は千舟から、神社の御神木であるクスノキの番を命じられる。直径5mもあろうかというそのクスノキには、幹の内部に洞窟のような空間があり、新月と満月の前後の日に、祈念する人が訪れていた。
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【読書】[オススメ]東野圭吾『容疑者Xの献身』

ガリレオこと天才物理学者・湯川学の今回の相手は、学生時代の知人・数学教師の石神。石神のアパートの隣の部屋に住む母娘が、元夫を殺害したとみて警察は捜査を行うが、ことごとく壁にぶち当たる。湯川は、石神の関与があるとみて接触を図るが…天才対天才の対決!
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【読書】東野圭吾『幻夜』

町工場を経営する水原幸夫が自殺した。その通夜の翌朝、阪神大震災が町を襲う。幸夫の息子・雅也は、がれきの中に横たわる叔父の俊郎を殴り殺してしまう。それを見ていたのが、近くに住む新海美冬だった。2人は東京に出て、新たな人生を歩み始める。
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【読書】東野圭吾『さまよう刃』

長峰重樹の娘・絵摩は、花火大会の夜に少年たちに暴行目的でさらわれ、薬物によってショック死した。その長峰の元に、暴行した少年の1人は伴崎敦也だとの密告電話が入る。長峰は伴崎の部屋に忍び込み、絵摩が暴行される様子を映したビデオを目にする。その最中、帰宅した伴崎を台所にあった包丁でめった刺しにしてしまう。さらに、もう1人の少年が菅野快児で、長野のペンションに潜んでいるとの密告電話が長峰の元にかかってくる。
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【読書】東野圭吾『使命と魂のリミット』

帝都大学病院の心臓外科で研修医として勤務する氷室夕紀は、動脈瘤の手術の失敗で、父の健介を亡くしていた。その時の執刀医が、心臓外科の教授・西園陽平だった。しかも、母の百合恵は西園との再婚を考えているという。
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【読書】東野圭吾『夜明けの街で』

不倫する奴なんて馬鹿だと思っていた渡部は、ひょんなことから会社に派遣されてきた女性・仲西秋葉と恋に落ちた。秋葉もまた、もし結婚相手が浮気したら殺すと豪語していたが、2人の仲は急速に接近していく。
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【読書】東野圭吾『マスカレード・ゲーム』

警視庁の稲垣管理官が、管内で発生した3件の殺人事件に共通点が多いことに気がついた。被害者はいずれも正面から刃渡り15cm前後のナイフで刺されているだけでなく、前科のある者たちだった。そのうちの1件の事件の関係者が、ホテル・コルテシア東京へ向かった。さらに、残り2つの事件の関係者も、続々とホテル・コルテシア東京に集結してくる。交換殺人ならぬローテーション殺人の可能性を感じとった新田係長らは、ホテル・コルテシア東京へ向かう。
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【読書】東野圭吾『真夏の方程式』

小学5年生の柄崎恭平は夏休みを過ごすために、1人で親戚がやっている旅館へ。その道中、物理学者の湯川学と知り合う。旅館がある玻璃ヶ浦は、海底に眠る鉱物資源の採掘を巡って揉めていた。湯川はその採掘調査に関する説明のため、玻璃ヶ浦を訪れていた。
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【読書】[オススメ]東野圭吾『秘密』

杉田直子は小学5年生の娘・藻奈美を連れて、従兄の告別式に参列するため、スキーバスで故郷を目指した。しかし、そのスキーバスが崖下に転落。直子が身を挺して守った藻奈美だけが生き残った。病院に駆けつけた平介の前で藻奈美が目を開けたが、藻奈美の身体に宿っていたのは、死んだはずの直子の魂だった。
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【読書】東野圭吾『変身』

成瀬純一は不動産屋で拳銃強盗に遭遇し、少女をかばって頭に銃弾を受けた。純一は世界初となる脳移植手術を受けて意識を取り戻すが、性格や興味の対象が事件以前と変わっていることに気づく。さらに、脳のドナーとなった人物の遺族にも会いに行くが、その人物の性格とも異なることに違和感を感じる。
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【読書】東野圭吾『人魚の眠る家』

播磨和昌は、脳と機械を信号によって繋ぐことで人間の生活を大きく改善するブレーン・マシン・インターフェースの開発を行っている会社の社長だったが、娘の瑞穂がプールで溺れて植物状態になってしまう。脳死による臓器提供を拒んだ和昌は、横隔膜ペースメーカーを埋め込んで人工的に呼吸ができるようにしたり、脊髄に信号を送ることで筋肉を動かせるようにしたりする。当初、数日から数ヶ月と言われた心停止までの期間は飛躍的に延びるが…
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【読書】東野圭吾『カッコウの卵は誰のもの』

スキーアルペン競技の選手としてオリンピックに複数回出場した緋田宏昌は、自分の夢を娘の風美に託すことにした。また、新世開発の柚木は、スポーツ選手の遺伝子に関する研究をしていて、優れた運動能力を持つ選手に備わる遺伝子を持つ人物として、緋田親子に目をつける。しかし、緋田は風美の出生に関する重大な秘密を見つけてしまう。
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【読書】東野圭吾『夢幻花』

蒲生蒼太の一家は、七夕の頃に朝顔市を見て回ったあと、鰻を食べに行くのが年中行事になっていた。蒼太が大学院生になって帰省したとき、実家の前に立つ二十歳前後の女性・秋山梨乃と出会う。蒼太の兄・要介を訪ねてきた梨乃は、祖父の周治を亡くしたばかりだったが、祖父の家からは黄色いアサガオの鉢が消えていた。
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【読書】東野圭吾『超・殺人事件』

『超税金対策殺人事件』いつになく収入の多い年になった小説家の俺は、来春支払わなければならない税金の額を見て絶句する。会計事務所を営む友人と、いろいろなものを経費として扱おうと、小説を改編するが…
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【読書】東野圭吾『虚ろな十字架』

中原道正、小夜子夫妻は、強盗に一人娘の命を奪われた。犯人に死刑判決が出たあと2人は離婚したが、数年後、今度は小夜子が強盗に襲われて命を奪われてしまう。小夜子は離婚後、フリーライターとなり、死刑廃止反対を訴えていた。