ドラマ化

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【読書】内田康夫『斎王の葬列』

鈴鹿山脈特有の叩きつけるような雨が降った夜、野元末治が御古址の森で倒れてきた鳥居の下敷きになって死亡した。三十四年後、天皇の名代として伊勢神宮に仕える皇女・斎王をモデルにした映画のロケが行われるが、ロケ地近くで殺人事件が発生し、ロケ隊のメンバーに容疑がかかる。浅見は学友で劇団東京シャン ハイボーイズの団長の白井貞夫からのSOS受けてロケ隊に合流するが、それをあざ笑うかのように劇団のマネージャー・塚越綾子が殺されてしまう。
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【読書】内田康夫『「須磨明石」殺人事件』

大阪の新聞社に務める女性・前田淳子が、いつも通り家を出たきり忽然と姿を消した。淳子の上司に相談を持ちかけられた浅見は明石・須磨へと向かう。浅見は淳子の後輩である崎上由香里と共に淳子の足跡を辿るが、淳子は旗振り山の上で最悪の形で発見される。さらに浅見は、十一年前に須磨区の女子大学生が誘拐された事件が発生していたことを知り、事件との関連性を疑う。
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【読書】内田康夫『風葬の城』

会津漆器の工房で、漆器職人の平野浩司が毒物によって死亡した。第一発見者となった浅見が捜査に乗り出すも、今度は東京から駆けつける途中の平野の息子・洋一が行方不明になってしまう。
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【読書】内田康夫『熊野古道殺人事件』

熊野那智から小舟に乗って海に漕ぎ出せば補陀落へ行ける。かつて行われていた補陀落渡海を学生たちが再現しようとしているが、何か良くないことが起こりそうだと、大学教授の松岡が旧友の内田康夫のところに相談に来た。かくして内田と和歌山を目指すことになった浅見だが、松岡の研究室の助手・岳岡の妻・マキが滝尻王子の乳岩で殺害されているのが見つかる。妻が殺害されたにも関わらず、岳岡は補陀落渡海のイベントを決行すると言うのだが…
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【読書】内田康夫『「紫の女」殺人事件』

熱海にある和菓子屋の一家三人が毒を飲んで倒れているところを発見された。一人生き延びた娘の曾宮一恵(そみやかずえ)は服毒後、幽体離脱をして犯人の男を見たと言う。浅見は一恵から推理小説作家の内田を通じて捜査を依頼される。愛車を駆って熱海へ向かった浅見は呆気なく一恵の幽体離脱の謎を解き明かす。メモに残されていた「浮舟」という言葉に着目した浅見は、一恵と共に宇治へと向かう。
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【読書】内田康夫『鐘』

夜中の十一時をまわったころ、浅見家が代々檀家世話人を務める聖林寺の鐘が鳴った。一夜明けて住職が鐘を調べたところ、鐘から鐘楼の地面に多量の血液が滴っていた。それから半月ほど経ったある日、隅田川に弓岡正の遺体が浮いているのが見つかった。弓岡の顔には聖林寺の鐘の撞き座の紋様の傷が残されていた。
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【読書】内田康夫『喪われた道』

浅見は甲州裏街道の取材のため青梅へ向かう途中、絞殺された虚無僧姿の男性・羽田栄三の死体遺棄現場に遭遇する。一週間経っても進まない警察の捜査に不満を持った浅見は、自ら捜査を始めるが、羽田が尺八の名曲『滝落之曲』を吹奏を拒絶していたことに注目する。
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【読書】内田康夫『浅見光彦殺人事件』

「思い出のトランプの本、あれを守って」と言い残して寺沢詩織の母は死亡した。そして、そのトランプの本の謎が解けたかも知れないと電話してきた父・大輔も、その夜に出張先の広島で毒殺された。さらに、福岡へ転勤になった大輔の部下の野木が「柳川で見つけた面白い物を持って上京する」と手紙を寄こしたまま行方不明になってしまう。
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【読書】内田康夫『鳥取雛送り殺人事件』

朝の新宿の風景を取材に出た浅見は、花園神社で男性の遺体を発見する。殺害されたのは人形メーカー「秀丸」の専務・芦野鷹次郎だった。新宿警察署の古田と警視庁の松山、そして浅見の三人は被害者の頭の下に敷いてあった桟俵に目を付ける。
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【読書】内田康夫『三州吉良殺人事件』

ひょんなことから浅見は、母・雪江と共に三州へ旅行することになった。しかし、さっそく二日目の朝、殉国七士の墓の前で出会った老人・鹿島道泰が殺害されたとして刑事がやって来る。鹿島の遺体は吉良町の海岸で発見されたが、死体の状況から、断崖から突き落とされたものと見られた。鹿島が伊良湖岬から突き落とされたのではないかと推理した浅見は、伊良湖岬で十時二十四分で針が止まった高級腕時計を発見する。しかし、浅見はその腕時計の持ち主が犯人だとは思えず、一人捜査を続行する。
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【読書】内田康夫『耳なし芳一からの手紙』

漫画家を目指す池宮果奈は、上京の際に乗った新幹線の中で殺人事件に出くわす。殺害された永野仁一朗の隣には若い女性が乗っており、果奈も疑いをかけられたが、隣の席に座っていた自称「短刀で殺人を犯してきた」男・高山隆伸の証言で解放される。
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【読書】内田康夫『「紅藍の女」殺人事件』

将来を嘱望される新進ピアニスト・三郷夕鶴は、父・伴太郎の誕生会の日に怪しげな男性から父宛のメモを預かる。そのメモには「はないちもんめ」とだけ書かれていたが、それを見た伴太郎は一瞬眉をひそめた。翌日、伴太郎の親友・甲戸天洞が骨董店の社長室で服毒死しているのが見つかり、甲戸の卓上からは「ふるさともとめて」と書かれたメモが見つかる。札幌公演の帰りに河北町の紅花資料館を訪れた夕鶴は祖父の元で働いていたという横堀という男性に呼び止められ、危険が迫っていることを伝えられる。
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【読書】内田康夫『平城山を越えた女』

大手出版社に勤める阿部美果が大覚寺で写経をしている途中、娘を探しているという男性・野平隆夫が現れた。成り行きで野平の手伝いをすることになった美果だったが、野平は娘・繁子の消息が途絶えたホテルで呆気なく消息を辿ることを諦めてしまう。そんな矢先、ホトケ谷と呼ばれる谷で女性の腐乱死体が見つかる。行方不明になった野平の娘・繁子ではないかと考えた美果は野平に連絡するが、電話に出たのは大覚寺に現れた野平とは別人だった。
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【読書】内田康夫『歌枕殺人事件』

朝倉理絵の父・義昭は、「白浪、松山を越ゆ」と書き残し、三年前に末の松山の松の木の根元で毒殺された。浅見家の新春恒例のカルタ会で意気投合した浅見と理絵は「白浪、松山を越ゆ」場所を求めて宮城県へと向かいますが、そこでは十二年前にも歌枕を訪ねる旅をしていた女性・野森恒子が殺害されていた。
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【読書】内田康夫『琵琶湖周航殺人歌』

市民団体「琵琶湖の水を守る会」のリーダー格の一人・広岡友雄が自宅で服毒死を遂げた。所轄の横沢部長刑事は、妻・順子が広岡の友人・相川勇志と共謀して犯行に及んだとみて捜査に乗り出す。一方、横沢に目をつけられた相川は、自分と順子の身の潔白を証明して欲しいと浅見に依頼する。また、一人旅を楽しんでいた森史絵は、琵琶湖畔のホテルで夜中に下階で歌われる寂しげな歌を聴くが、二日後、その歌声の主・加賀義雄が堅田の浮御堂で死体になって発見される。観光船の中で知り合いになった浅見と史絵は、琵琶湖を舞台にした殺人劇に挑む。
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【読書】内田康夫『菊池伝説殺人事件』

浅見は雑誌『旅と歴史』編集長の藤田から「清少納言と西郷隆盛と菊池寛が親戚だった」というネタでルポを書くように言われ、熊本を目指す。しかし、新幹線で隣の席になった女性・菊池由紀がいきなり涙をこぼし始めた。偶然が続き、熊本までの電車でも隣の席になった二人だが、熊本駅で浅見は突然刑事に呼び止められる。なんと、由紀の恋人・辻綾一が由紀の父を殺害した容疑者だというのだ。
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【読書】内田康夫『日蓮伝説殺人事件』

山梨のジュエリーブランド『ユーキ』の宝石鑑定士伊藤木綿子は『ユーキ』の専属デザイナー白木美奈子から相談を受ける。美奈子がデザインした宝飾品に粗悪な宝石が紛れ込んでいたらしい。数日後、美奈子が死体となって発見される。一方、日蓮聖人のルポの依頼を受けた浅見光彦は日蓮宗総本山のある身延山へ向かう途中で木綿子と知り合う。美奈子が殺害されたのと時を同じくして、木綿子の恋人塩野満も失踪してしまう。塩野が残したメッセージをもとに熊野神社へ行くと、「日蓮の生まれ給いしこの御堂」という落書きが…この落書きにはどのような意味があるのか? 浅見と木綿子が怪事件に挑む。
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【読書】内田康夫『金沢殺人事件』

浅見の自宅の近所にある平塚神社の境内で、男性が「オ・ン・ナ・ニ……ウ・シ・ク……」と言い残して死んだ。その場に居合わせた北原千賀は、実家のある金沢で「美術の小径」の階段から突き落とされて死亡する。
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【読書】内田康夫『横浜殺人事件』

東京湾からはるかに房総半島の山々を望むことができる金沢山の頂上で、浜路恵一の遺体が発見された。さらに、横浜でロケを行っていた女性レポーター・山名めぐみが殺害される。童謡「赤い靴」と「青い眼をした人形」に纏わる事件に浅見が挑む。
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【読書】内田康夫『隅田川殺人事件』

結婚式場に向かう花嫁・津田隆子が、隅田川を往く水上バスから消えた。その披露宴には浅見の母・雪江が新郎・池沢の友人として招かれていた。十日後、築地の掘割で女性の全裸遺体が見つかる。見つかった女性は隆子ではなかったが、池沢の遠縁にあたる人物だった。
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【読書】内田康夫『城崎殺人事件』

浅見は母・雪江のお供で城崎を訪れるが、旅行の途中、廃墟となったビルでの自殺事件に遭遇する。そこは、過去に金の先物取引で何千億円もの詐欺被害を出した保全投資協会がかつて入っていたビルで、自殺者はこの1年で3人目になるらしい。浅見が借りたレンタカーのブレーキが効かなくなったりと、浅見の周りにも不審な影が見え隠れする。
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【読書】内田康夫『隠岐伝説殺人事件』

浅見は後鳥羽上皇遺跡発掘調査団の記録係として隠岐を訪ねる。すると、親睦パーティーに乱入し、上皇の祟りがあると騒いでいた老人が溺死体で発見される。さらに、発掘現場では考古学者の佐田の変死体が見つかる。いずれも、笑いながら死んでいったという不審な死に方であった。
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【読書】内田康夫『志摩半島殺人事件』

志摩で運行されているフェリーが、真珠の養殖筏に死体が引っかかっているのを発見した。死んでいたのは暴力団から作家へと転身した袴田啓二郎だった。同じ日、浅見は海女の取材のために志摩を訪れ、海女の訓練を受けている美少女・岩崎夏海を取材する。浅見が書いた記事が掲載された一週間後、夏海を取材した記者・野村恒雄の死体がパールロードの崖下で発見される。
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【読書】内田康夫『天河伝説殺人事件』

新宿の高層ビルの前で突然男性が胸を押さえて倒れた。男性の手からは五十鈴がこぼれ落ち、男性は絶命した。殺害された川島孝司の娘・智春は、偶然新幹線の斜め隣に座った男性から、五十鈴が吉野にある天河神社の御神体で、手に持っている物はそのレプリカであることを知らされる。一方、能の水上(すいじょう)流の舞台では、次期宗家と目されていた水上(みずかみ)和鷹が謎の死を遂げた。さらに和鷹の祖父で水上流宗家の和憲も吉野の山中で変死体で見つかる。