「これから1週間ほど、わたしも夫もこの店を空けます」ビブリア古書堂の店主・篠原栞子が言った。
店番をする栞子の娘・扉子の高校の後輩樋口恭一郎に、扉子が古書についての相談ごとに関わらないように監視してほしいというのだ。
しかし、栞子が帰ってくるのを待てない依頼が飛び込んできて…
三上延さんの『ビブリア古書堂の事件手帖V ~扉子と謎めく夏~』を読みました。
あらすじ
篠原扉子の高校の後輩・樋口恭一郎は、扉子の母でビブリア古書堂の店主である栞子から、不在の間、扉子が古書についての相談ごとに関わらないように監視してほしいと依頼を受ける。
しかし、さっそく常連客の坂口昌志、しのぶ夫妻がすぐに対応しなければならない案件を持ち込んできた。
扉子は「お話だけでもわたしが聞きましょうか」と、坂口夫妻からの依頼内容を聞きはじめてしまう…
感想
「ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ」が扉子の物語になってから、5作目の作品です。
通算では12作目ですね。
栞子そっくりの容姿を持つ扉子ですが、古書に関する好奇心も栞子そっくりに育ったようで…
持ち込まれる古書についての相談ごとをほぼひとりで解決していってしまいます。
そして、今回はシャーロック・ホームズが登場。
”シャーロキアン”という熱烈なファンを持つこのシリーズがこれまで取り上げられなかったことが、逆に不思議だったくらい。
有名な”踊る人形”も出てきますよ。
栞子、大輔夫妻が不在となると、招かざる客が出てくるんだろうなぁと思っていたのですが、あの人ではなく、そっちの人でしたか!
それは危険だわと、思わず力が入ってしまいました。
それにしても、これだけの古書に関するうんちく、三上延さんはどこで仕入れてこられるのでしょう。
古書店でバイトをしていた経歴をお持ちとのことですが、それだけでは足りないと思うのですが…
こういった話は私も嫌いじゃないので、毎回楽しみにしています。
また、来年にはアニメ化も予定されているのだとか。
シリーズもまだ続くとのことなので、早くも次の作品が楽しみになっています。




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