3/12、双葉文庫より、一色さゆりさんの『オークションの女神』が発売されました。
オークションの開催直前、「爆破予告」が舞い込んできた。
当日会場に集まったのは、それぞれに思惑を抱えた人ばかり。
オークション会社の若手社員・小洗凜太郎は、無事閉幕を迎えることができるのか?
概要
東京の中堅オークション会社で働く小洗凜太郎はまだ勉強中の若手だ。
会社で一番の「シゴデキ」先輩、冬城美紅とペアを組むことになり、緊張で胃が痛む日が始まった――社運を賭けたオークションの開催直前、「爆破予告」が突如舞い込んできた。誰が何のために!?
当日会場に集まった顔ぶれは……どうしてもウォーホル作品を落札したいご令嬢、借金で妻と冷戦状態のサラリーマンコレクター、経営のため、禁じ手を使おうとするギャラリーオーナーなど。
開幕、さあ、それぞれの思惑はどうなる!? 話題作『音のない理髪店』著者の真骨頂!
ひとこと
『神の値段』で第14回『このミステリーがすごい!』大賞の大賞を受賞して以来、アートに関する作品を主に書いておられる一色さゆりさんですが、紹介文を読む限り、これまでになくミステリ色、サスペンス色の強い作品になっている様子。
オークション会場の爆破予告と、一色さゆりさんのアートに関する知識がどのように融合しているのか楽しみです。
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