自分が攻撃にさらされるまでは、SNSの中傷なんて無視すればいいと考えていました――
熱血教師の湯川鉄夫が元教え子と性的関係を持ったと、突然週刊誌が報じた。
さらに、SNS上には湯川が生徒に体罰を与えるフェイク動画がアップロードされる。
湯川は自宅待機となり、別居中の中学生の娘は自殺未遂を図る…

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福田和代さんの『ディープフェイク』を読みました。
あらすじ
「鉄腕先生」としてテレビにも出演する中学教師の湯川鉄夫が、元教え子と性的関係を持ったと、突然週刊誌が報じた。
さらに、湯川が生徒に体罰を与える様子を撮影したフェイク動画がSNS上にアップロードされ、またたくまに炎上した。
出勤停止、テレビ番組は降板、別居中の娘は自殺を図り…
湯川は1日にしてすべてを失っていく…
感想
疲れました。
少なくとも、精神的に疲れているときに読む本ではないですね。
読みはじめたものの、今読む本じゃないなと思って1度本を閉じ、リフレッシュしてから再度取り上げました。
続きを読むかどうか悩んだのですが、読んでよかった!
最後は笑顔で本を閉じることができました。
この手の話は、最終的に無実が証明されてハッピーエンドとなるのがわかっているのですが、現実世界では無実が証明されることはほとんどありませんよね。
無責任な人が想像を加えて拡散して…って、自分がそんなことをしていないよねって改めて自分の言動を振り返ってしまいます。
欲を言えば、もっともっと追いつめられて、もうこれ以上は…ってところで一気に四方から迫っていた壁が壊されるのが面白いのでしょうが、事態が好転しはじめるタイミングが少し早かったかな?
でも、それが読後感の良さに繋がっていたので、難しいところ。
まぁ、そこまで追いつめられると、読んでいるこっちもしんどくなってしまうのですが…
特に前半は読んでいてしんどかったのですが、最後まで読むと、読んでよかったと思える作品でした。




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