3/19、集英社文庫より、東野圭吾さんの『マスカレード・ゲーム』が、文庫化されて発売されました。
累計500万部を突破した「マスカレードシリーズ」の第4弾。
人を殺害したことがある人物3人が殺害される事件が発生。
殺害された3人が起こした事件の被害者遺族たちが、ホテル・コルテシアに集結。
新田浩介が3度潜入捜査に挑む。
概要
解決の糸口すらつかめない3つの殺人事件。
共通点はその殺害方法と、被害者はみな過去に人を死なせた者であることだった。
捜査を進めると、その被害者たちを憎む過去の事件における遺族らが、ホテル・コルテシア東京に宿泊することが判明。
警部となった新田浩介は、複雑な思いを抱えながら再び潜入捜査を開始する――。
累計500万部突破シリーズ、総決算!【著者略歴】
東野圭吾 ひがしの・けいご
1958年大阪府生まれ。大阪府立大学工学部卒業。85年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。99年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞と第6回本格ミステリ大賞、12年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第7回中央公論文芸賞、13年『夢幻花』で第26回柴田錬三郎賞、14年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。19年に第1回野間出版文化賞を受賞。『分身』『白夜行』『幻夜』『黒笑小説』『マスカレード・ホテル』『マスカレード・イブ』『マスカレード・ナイト』『白鳥とコウモリ』『透明な螺旋』など著書多数。
ひとこと
『マスカレード・ホテル』、『マスカレード・ナイト』が、木村拓哉さんと長澤まさみさん主演で映画化された「マスカレードシリーズ」の第4弾です。
第2弾の『マスカレード・イブ』は、前日譚という位置づけでしたが、『マスカレード・ホテル』、『マスカレード・ナイト』、そしてこの『マスカレード・ゲーム』と、長澤まさみさん演じる山岸尚美がコンシェルジュを務めるホテル・コルテシアで、木村拓哉さん演じる刑事の新田浩介が潜入捜査に挑みます。
ストーリーは映画化を前提に書かれたような、最後まで謎が謎を呼ぶもの。
終盤はページをめくる手が止まらなくなります。
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