内田康夫さんの『箸墓幻想』を読みました。
今回は考古を取り上げた作品になっています。
理系人間の私には少し理解し難い部分もありましたが、概ね楽しく読ませていただきました。
それにしても普通なら気にかけないような小さな手がかりから推理を展開する浅見光彦の頭脳はいったいどうなっているのでしょう。
爪の垢でもわけて欲しいところです。
さて、この作品のもう1つの見どころ(?)は浅見光彦の恋愛!
序盤から20歳の女子大生と恋に落ちる1歩手前まで行ってしまうのですが、その後はしばらく伸展無し。
わかっていてもドキドキしてしまうあたり、内田康夫さんのうまさかなぁと感じました。
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