└ 東野圭吾 【読書】東野圭吾『ゲームの名は誘拐』 広告クリエーターの佐久間駿介は、日星自動車のキャンペーンを担当していたが、日星自動車副社長の葛城勝俊から、リーダーを代えるように迫られた。直接葛城の口からリーダー交代の理由を聞こうとした佐久間は、葛城の自宅を訪ねるが、その葛城の自宅の塀を乗り越えて出てきた若い女性を見つけた。しばらく女性のあとを着けてから声をかけると、女性は葛城の娘の樹理だと名乗った。 2022.08.18 └ 東野圭吾
└ 東野圭吾 【読書】東野圭吾『ナミヤ雑貨店の奇蹟』 悪事を働いた3人組は、逃走用の車が故障し、近くの廃屋に身を隠した。そこはかつて雑貨屋だったようだが、3人が身を隠してから間もなく、表のシャッターの郵便口から1通の手紙が差し込まれた。封を開けると、月のウサギを名乗る人物からの相談だった。かつての店主・浪矢雄治は、悩み相談に応じており、月のウサギも浪矢への相談が目的らしい。3人は、浪矢に代わって月のウサギへの返事を書くが、その直後、1つめの奇蹟が起きる。 2022.08.04 └ 東野圭吾
└ 東野圭吾 【読書】東野圭吾『希望の糸』 喫茶店を経営する花塚弥生が殺害された。弥生は離婚を経験していたが、事件の1週間ほど前、久々に元夫の綿貫哲彦と連絡を取っていた。また、最近店の常連になった汐見行伸は、新潟中越地震で娘の絵麻と息子の尚人を亡くしていた。その後、萌奈という女の子をもうけていたが、萌奈が中学に上がる前に、妻の怜子を白血病で亡くしていた。 2022.07.16 └ 東野圭吾
└ 東野圭吾 【読書】東野圭吾『沈黙のパレード』 菊野商店街にある食堂『なみきや』の娘、並木佐織は、歌手を目指してトレーニングを受けていた3年前、突如姿を消した。そして、3年後、静岡にあるゴミ屋敷が火事になり、その焼け跡から佐織の遺体が見つかった。佐織を殺害した犯人として蓮沼寛一が逮捕されたが、蓮沼は黙秘を貫き、証拠不十分で処分保留となった。菊野市に舞い戻ってきた蓮沼は遺族や関係者に苦しみを与えるが、今度はその蓮沼が殺害されてしまう。教授に昇進した物理学者の湯川学が、不可解な事件の謎に挑む。 2022.07.11 └ 東野圭吾
└ 東野圭吾 【読書】東野圭吾『ラプラスの魔女』 遠く離れた2箇所の温泉地で、硫化水素中毒による死亡事故が続いた。現地調査に向かった青江は、被害者にとっても、温泉地にとっても、不運な事故としか結論づけられなかった。青江は2つの温泉地で、未来を予測できる不思議な少女と出会う。東京に戻った青江は、1つのブログと出会う。書いているのは甘粕才生という映画監督で、娘が起こした硫化水素自殺で妻と息子も巻き添えになり、かろうじて息子だけが生き延びていた。 2022.07.09 └ 東野圭吾
└ 東野圭吾 【読書】東野圭吾『ダイイング・アイ』 バーテンダーの雨村慎介は閉店後、帰宅するところを襲われ、スパナで頭を殴られた。加害者は岸中玲二。一年半前に慎介が起こした事故の被害者・岸中美菜絵の夫だった。岸中は警察が駆けつけたときにはすでに服毒死していたが、慎介の記憶からは一年半前の事故の記憶だけがすっぽりと抜け落ちていた。さらに、慎介の前に妖しい魅力を持った女性が現れる。彼女は何者なのか? 2022.07.01 └ 東野圭吾
└ 東野圭吾 【読書】東野圭吾『麒麟の翼』 江戸橋の地下道で刺された青柳武明が、日本橋の麒麟の象にもたれかかる形で絶命した。警察は、人形町にある公園に潜んでいた不審な男・八島冬樹を発見、追跡したが、八島は道路に飛び出して事故死してしまった。八島は以前、青柳が務める会社で派遣社員として働いていたが、労災隠しにあった上、雇い止めにあっていた。警察は八島が青柳を恨んでの犯行とみて裏付け捜査を行うが… 2022.06.29 └ 東野圭吾
└ 東野圭吾 【読書】東野圭吾『同級生』 野球部のマネージャー・宮前由希子が交通事故に遭って死亡した。由希子は、産婦人科を訪れたあと、トラックに轢かれて死亡したのだ。その事故の現場に、生活指導部の御崎藤江がいたことを突き止めた西原荘一は御崎を問い詰めるが、今度は御崎が深夜の教室で絞殺されてしまう。 2022.06.23 └ 東野圭吾
└ 東野圭吾 【読書】東野圭吾『祈りの幕が下りる時』 日本橋署の刑事・加賀恭一郎の母・百合子は、夫と離婚したあと仙台の飲食店で勤めていたが、十数年前に孤独死していた。小菅にあるアパートで女性が殺害され、新小岩の河川敷でも男性が殺害される事件が発生したが、アパートのカレンダーに書かれていた橋の名前に、加賀が激しく反応する。一月『柳橋』、二月『浅草橋』、三月『左衛門橋』…というものであったが、加賀が引き取った百合子の遺品にも、同じ内容の記載があったのだという。 2022.06.14 └ 東野圭吾
└ 東野圭吾 【読書】東野圭吾『分身』 北海道で暮らす氏家鞠子は、母親と似ていないというコンプレックスを持って生活していた。そんなある日、自宅が火事で焼け、焼け跡から母の遺体が見つかった。大学生になった鞠子は、不可解な母の死の謎を解くために東京へ向かうが、鞠子とそっくりな女性がTVで歌を歌っていたと言われる。 2022.06.05 └ 東野圭吾
└ 東野圭吾 【読書】東野圭吾『新参者』 小伝馬町でひとり暮らしをしている女性・三井峯子が殺害された。峯子は子供が家を出たのを機に、離婚して自立した生活を送ることを選択していた。日本橋署に異動になったばかりの加賀恭一郎は、日本橋界隈を歩き回り、人々の小さな謎を解き明かしていく。 2022.05.26 └ 東野圭吾
└ 東野圭吾 【読書】東野圭吾『禁断の魔術』 姉の秋穂を亡くした古芝伸吾は、大学を中退し町工場で働いていた。そんなある日、フリーライターの長岡修が殺害された。長岡は代議士の大賀仁策を追っており、秋穂は大賀の愛人という噂があった。そして伸吾は、高校の物理研究会で制作した実験道具とともに姿を消す。その伸吾は、帝都大の物理学准教授・湯川学の後輩だった。 2022.05.20 └ 東野圭吾
└ 東野圭吾 【読書】東野圭吾『赤い指』 前原昭夫の中学3年生の息子・直巳が、7歳の少女を家に連れ込み、首を絞めて殺害してしまった。直巳を警察に連れて行こうとしたが、妻の八重子の猛反発に遭い、結局、深夜に近所の公園のトイレに死体を捨ててくることになった。前原は痴呆症の母を含め4人暮らし。警察の捜査網が縮まりつつあることを悟った昭夫は、一世一代の大勝負に出る。 2022.05.13 └ 東野圭吾
└ 東野圭吾 【読書】東野圭吾『虚像の道化師』 『週刊トライ』の記者・里山奈美は、最近信者数を増やしている宗教法人「クアイの会」の総本山を取材することに成功した。幹部会議に同席することに成功したのだが、席上、教祖の連崎至光が「心の中で我々を裏切っているものがいる」と、第5部長の中上正和を名指しした。連崎が心を浄化するといって中上に念を送ると、中上は5階の窓から飛び降りてしまった。 2022.05.07 └ 東野圭吾
└ 東野圭吾 【読書】東野圭吾『仮面山荘殺人事件』 樫間高之は結婚式の1週間前、婚約者の森崎朋美を事故で失った。朋美の事故から3ヶ月後、高之は朋美の父・伸彦に誘われ、森崎家の別荘を訪れた。別荘には、朋美の従妹・篠雪絵や伸彦の秘書・下条玲子ら8人が招待されていた。しかし、その晩、近くの銀行に押し入ったジンとタグが別荘に押し入り、客たちは監禁されてしまった。 2022.04.29 └ 東野圭吾
└ 東野圭吾 【読書】[オススメ]東野圭吾『聖女の救済』 真柴義孝と綾音は、「結婚して、もし一年以内に子供ができなかったら別れよう」と約束をして結婚した。そして1年後、子供を授からなかった綾音に、義孝は別れを切り出した。すでにその時、義孝は綾音のパッチワークの弟子・若山宏美との関係ができていた。綾音は実家のある北海道に里帰りするが、留守中の真柴家では、義孝が服毒死を遂げていた。捜査にあたった警視庁の内海薫刑事は、北海道にいながら義孝を毒殺することはできないかと、物理学准教授の湯川学に相談を持ちかける。 2022.04.24 └ 東野圭吾
└ 東野圭吾 【読書】東野圭吾『嘘をもうひとつだけ』 弓削バレエ団の事務局で働く早川弘子がマンションの7階の自室バルコニーから転落死した。弘子は1年前までダンサーとして登録されていて、地元にバレエ教室を造る計画を立てていた。5日後、ゲネプロ中、弓削バレエ団の事務局長・寺西美千代を加賀刑事が訪ねて来て、事情聴取の続きをはじめた。 2022.04.16 └ 東野圭吾
└ 東野圭吾 【読書】東野圭吾『殺人現場は雲の上』 新日航のスチュワーデス早瀬英子(通称エー子)と、エー子とは何もかも正反対の藤真美子(通称ビー子)は、鹿児島でステイの日、ホテル内のスナックで酒を飲んでいた。そこに、その日の便の乗客で、途中腹痛を起こした本間がやって来た。本間の妻は気分が悪くなって部屋で寝込んでいたが、スナックを出た本間が部屋に戻るとベッドで絞殺されていた。本間のアリバイは、エー子とビー子らによって証明されたかのように見えたが… 2022.04.07 └ 東野圭吾
└ 東野圭吾 【読書】東野圭吾『ガリレオの苦悩』 ピザ屋の宅配をしていた三井礼治は配達の途中、マンションの前で転落事故に遭遇する。警視庁の草薙刑事の後輩、内海薫刑事は、女性のひとり暮らしとしては不自然な点を感じる。その薫が容疑者として思い浮かべたのは、転落事故の直前に、三井と言葉を交わした人物だった。薫は物理学准教授の湯川の力を借りて、転落事故の謎に挑む。 2022.03.31 └ 東野圭吾
└ 東野圭吾 【読書】東野圭吾『悪意』 作家の日高邦彦が殺害された。加賀刑事の教員時代の同僚である野々口修が日高殺害の容疑で逮捕されたが、野々口は事件があった日の様子を手記に残していた。野々口の動機は何か? 加賀恭一郎が挑む。 2022.03.24 └ 東野圭吾
└ 東野圭吾 【読書】東野圭吾『美しき凶器』 かつて世界を舞台に活躍した元スポーツ選手、安生拓馬、丹羽潤也、日浦有介、佐倉翔子の4人は、過去の記録を消し去るために、仙堂之則の家に忍び込んだ。しかし、仙堂に見つかり、もみ合った末に射殺。目的の書類が見つからなかったため、屋敷に火を放って逃走した。 2022.03.15 └ 東野圭吾
└ 東野圭吾 【読書】東野圭吾『11文字の殺人』 あたしが交際していた男性・川津雅之が殺害された。後頭部を鈍器で殴られ、港のそばにゴミのように捨てられていた。川津は生前、命を狙われていると漏らしていた。あたしは川津が残した資料をもらい受けたが、家に侵入して、資料を引っ掻き回した形跡が見つかる。川津は1年前、スポーツクラブ社長の誘いでクルージングに出かけたが、そこで1人の男性が事故死していた。川津から始まった連続殺人は、クルージングでの事故が関係しているのか? 2022.03.10 └ 東野圭吾
└ 東野圭吾 【読書】東野圭吾『予知夢』 森崎邸に男が押し入った。娘の礼美の部屋に侵入したが、母親の由美子が猟銃で撃退した。その後、森崎邸に押し入った男・坂木信彦は轢き逃げ事故を起こし、警察に逮捕されたが、森崎邸に押し入った理由について、礼美から招待されたためと主張した。森崎礼美は、坂木が子供の頃から将来結ばれる女性だと言い張っていたらしい。物理学教授の湯川は、坂木が見た予知夢の謎に挑む。 2022.03.05 └ 東野圭吾
└ 東野圭吾 【読書】東野圭吾『ある閉ざされた雪の山荘で』 ある劇団のオーディションに合格した男女7人が、早春の乗鞍のペンションに集められた。7人には新作推理劇の細部を作りあげるため、雪で閉ざされた山荘に客としてやって来た人間になりきって欲しいというのが、脚本家の東郷陣平からの指示だった。指示通り、ペンションでの生活を始めたその夜、遊戯室でピアノを弾いていた笠原温子が姿を消し、「死体はピアノのそばに倒れていた。首にはヘッドホンのコードが巻きついており、絞められた痕がある」と書かれた紙が置かれていた。ペンションから1人、また1人と消えていくのは、芝居の一部なのか? 2022.02.25 └ 東野圭吾