└ 中山七里 【読書】中山七里『能面検事の奮迅』 能面検事、特捜部を調査する――。学校法人への国有地払い下げにおける贈収賄疑惑を調査していた大阪地検特捜部の検事に、証拠物件の改竄疑惑が持ち上がる。すぐさま大阪地検に最高検察庁の検事らが乗り込んできたが、大阪地検の"能面検事"こと不破俊太郎も事務官の惣領美晴とともにこれに加わって、身内の検事の証拠改竄疑惑の調査を行うことになる。 2025.08.03 └ 中山七里
└ 東野圭吾 【新刊】東野圭吾『マスカレード・ライフ』 7/30、集英社より、東野圭吾さんの『マスカレード・ライフ』が発売されました。ホテル・コルテシア東京で開催される『日本推理小説新人賞』の選考会に、候補者として死体遺棄事件の重要参考人が現れる?シリーズ累計550万部突破の「マスカレードシリーズ」第5弾! 2025.07.30 └ 東野圭吾
├ 藤崎翔 【読書】藤崎翔『読心刑事・神尾瑠美』 「正解は…ダラララララララララララ…バン!」刑事の花形捜査一課に配属された根津優吾は早速殺人現場に臨場するが、先輩刑事たちから緊張感が伝わってこない。特に、神尾瑠美は現場をうろついているだけ。さらに、昼になると、昼食をかけた犯人当てゲームがはじまった。神尾は人の心を読むことができて、犯人も証拠品の在処も簡単にわかるのだった。 2025.07.29 ├ 藤崎翔
└ 近藤史恵 【読書】近藤史恵『間の悪いスフレ』 シェフ2人、ソムリエ1人、ギャルソン1人で営業する〈ビストロ・パ・マル〉。少しクセのある人間だが、シェフとしては1流の三舟が創り出す料理に、今日も客たちが舌鼓を打つ。そんな〈ビストロ・パ・マル〉にも、コロナ禍の波が訪れる。さらに、コロナ禍が一段落したと思ったら、ウクライナ危機と円安の影響で、仕入れ価格が上昇してしまう。 2025.07.27 └ 近藤史恵
├ 東川篤哉 【読書】東川篤哉『谷根千ミステリ散歩 密室の中に猫がいる』 「ねえ、つみれちゃん、猫もらってくれない?」岩篠つみれが友人の雛子から里親になってほしいと依頼された猫は、雛子の祖母が密室の中で殺害されたときに、部屋の中にいた猫だった!つみれは〈怪運堂〉の店主・竹田津優介をたきつけ、雛子のために密室の謎に挑む。 2025.07.25 ├ 東川篤哉
└ 方丈貴恵 【新刊】方丈貴恵『アミュレット・ワンダーランド』 7/24、光文社より、方丈貴恵さんの『アミュレット・ワンダーランド』が発売されました。ホテルに損害を与えない、ホテルの敷地内で傷害・殺人事件を起こさなければ、どんなサービスでもうけることができる、犯罪者御用達のホテルで巻き起こされるミステリ。 2025.07.24 └ 方丈貴恵
├ 柚月裕子 【読書】柚月裕子『検事の死命』 地元の名家、武本家の婿養子・弘敏が、電車内で痴漢行為をしたとして、迷惑防止条例違反で逮捕された。被害者の女子高校生は2度の補導歴があり、武本は容疑を否認していた。送検されてきた案件を担当するのは若手検事の佐方貞人。地元の有力者らから圧力がかかる中、佐方は査定のポイントにもならないような小さな案件を起訴することにこだわる。 2025.07.22 ├ 柚月裕子
├ 望月麻衣 【読書】望月麻衣『京都寺町三条のホームズ0 旅のはじまり』 「京都寺町三条のホームズシリーズ」のエピソード0!高校生の真城葵が骨董品店〈蔵〉に初めて足を踏み入れ、ホームズこと家頭清貴と出会った日のエピソードや、バイト初日のエピソードなどを収録。また、清貴や葵が訪れた京都の名所を、季節ごとに紹介。「京都寺町三条のホームズシリーズ」を読んだ人も、読んでいない人も、京都に触れられる1冊。 2025.07.21 ├ 望月麻衣
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『三毛猫ホームズと甘い誘惑』 ケーキのせいで妻が殺された!甘党の尾形秀明は、帰宅途中にケーキを2つ買って食べた20分の間に、妻を殺害されてしまった。一方、都内のホテルでは、男性が少女用のスカートを履いて死亡する事件が2件連続して発生する。さらには、片山刑事に新しい恋の予感も…”甘い話”の結末は? 2025.07.20 ├ 赤川次郎
├ 浅倉秋成 【読書】浅倉秋成『九度目の十八歳を迎えた君と』 彼女は19歳になることを止めてしまった。印刷会社に勤める間瀬が駅で見たのは、向かいのホームに立つ高校の同級生・二和美咲だった。美咲はあの頃と変わりなく、高校の制服を着ていた。現在の美咲の同級生に言わせると、会社員になろうと思うから会社員になるのと同列で、高校生のままでいたいと思うから高校生のままでいる人がいるだけで、おかしいと表現することに違和感を感じるらしい。 2025.07.18 ├ 浅倉秋成
├ 浅倉秋成 【読書】浅倉秋成『俺ではない炎上』 [血の海地獄。さすがに魚とかとは違う。臭いがだいぶキツい]自ら犯した殺人の様子を投稿したSNSの記事は、瞬く間に日本中に広まった。その投稿を行ったアカウントの持ち主とされた山縣泰介は、自分の知らないところで殺人犯にされてしまい、逃亡を余儀なくされる。 2025.07.16 ├ 浅倉秋成
├ 石持浅海 【読書】石持浅海『賛美せよ、と成功は言った』 トーエンの誓い。高校3年生のとき、同じ予備校に通う仲間たちは、誰かが夢を叶えたとき、全員で祝おうと約束した。それから15年、夢を叶えた湯村勝治を祝う会が設けられたが、その席で神山裕樹が元予備校講師の真鍋宏典を殺害してしまう。なぜ神山は真鍋を殺害したのか。神山が連行されたあと、残りのメンバーでヒリヒリとする心理戦が繰り広げられる。 2025.07.14 ├ 石持浅海
├ 赤川次郎 【新刊】[文庫化]赤川次郎『夫は泥棒、妻は刑事24 盗みは忘却の彼方に』 7/11、徳間文庫より、赤川次郎さんの『夫は泥棒、妻は刑事24 盗みは忘却の彼方に』が、文庫化されて発売されました。売れないタレント・久保田杏は、ロケ先で頼まれた買い物をしているうちに、ロケバスに置いて行かれてしまった。雨宿りに駆け込んだ小屋は、強盗たちの隠れ家。口封じのために、〈仕事〉を手伝わされることに… 2025.07.11 ├ 赤川次郎
├ 東川篤哉 【新刊】[文庫化]東川篤哉『仕掛島』 7/10、創元推理文庫より、東川篤哉さんの『仕掛島』が、文庫化されて発売されました。出版社の社長・西大寺吾郎が遺した遺言書PART 2を開封するときに立ち会うべき人を示した遺言書PART 1に従い、西大寺の親族と、甥の鶴岡和哉を探し出した探偵の小早川隆生、弁護士事務所の矢野沙耶香、僧侶の道楽は、瀬戸内海に浮かぶ孤島・斜島にある西大寺の別荘・御影荘に集まるが… 2025.07.10 ├ 東川篤哉
├ 辻堂ゆめ 【読書】辻堂ゆめ『卒業タイムリミット』 高校教師の水口里紗子が誘拐、監禁された。公開された動画によると、卒業式が行われる3日後の午前10時に里紗子を殺害するという。犯人の指示により、クラスも性別も異なるバラバラの4人が集められ、謎を解けと指示される。「真相は君たちにしか分からない」というのだが… 2025.07.08 ├ 辻堂ゆめ
├ 知念実希人 【新刊】知念実希人『放課後ミステリクラブ7 音楽室のゆうれいとおどるがいこつ事件』 7/3、ライツ社より、知念実希人さんの『放課後ミステリクラブ7 音楽室のゆうれいとおどるがいこつ事件』が発売されました。「夜、だれもいないはずの音楽室からピアノの音がきこえてくるんだって」知念実希人さんが、大人のミステリ小説とまったく同じ手法で書いた、小学校中学年向け児童読み物。 2025.07.04 ├ 知念実希人
├ 東川篤哉 【新刊】東川篤哉『谷根千ミステリ散歩 密室の中に猫がいる』 7/2、KADOKAWAより、東川篤哉さんの『谷根千ミステリ散歩 密室の中に猫がいる』が発売されました。谷根千の路地裏にある雑貨屋〈怪運堂〉の店主・竹田津優介は、事件のあらましを聞いただけで解決に導く安楽椅子探偵。岩篠(いわしの)つみれが今日も謎を持ち込むと、猫の相手をしたり、寄り道ばかりしながらも、事件を解いてしまう。 2025.07.03 ├ 東川篤哉
└ 中山七里 【新刊】中山七里『災疫の季節』 7/2、角川春樹事務所より、中山七里さんの『災疫の季節』が発売されました。医療従事者の苦悩、陰謀論者の暴走、ジャーナリストの葛藤…コロナ禍に生きるそれぞれの立場の人たちが交わったとき、その悲劇が起こった。 2025.07.02 └ 中山七里
├ アガサ・クリスティー 【新刊】[特装版]『そして誰もいなくなった』 6/30、早川書店より、アガサ・クリスティーの『そして誰もいなくなった』が、特装版になって発売されました。ミステリの女王の最高傑作が、ファン垂涎の仕掛けのついた豪華な函入り本として登場。 2025.06.30 ├ アガサ・クリスティー
▼著者 サ行 【読書】白井智之『名探偵のいけにえ 人民協会殺人事件』 教父は千人弱の信者とともに集団自殺する道を選んだ。新興宗教〈人民協会〉の教父ジム・ジョーデンは、信者を連れてアメリカを飛び出し、南米の密林を切り開いた"ジョーデンタウン"を造り上げた。その〈人民協会〉を調査するために、4名の調査団が結成されたが、調査団のメンバーが次々と不可解な状況で殺害される。これは神罰なのか? 2025.06.28 ▼著者 サ行
├ 望月麻衣 【読書】望月麻衣『京都寺町三条のホームズ17 見習いキュレーターの健闘と迷いの森/後編』 円生の展覧会をキュレーターとしてプロデュースすることになった真城葵は、いよいよ具体的に動き出す。その中で、切子ガラスを現代的のアートとして継承しようとしている「神戸切子」とのコラボレーションを思いつくが、打合せにやってきたデザイナーは、円生が弟同然に可愛がっていた人物だった。その円生には、足を洗った贋作作りを依頼する人物が…円生の展覧会は無事開催にこぎ着けられるのか? 2025.06.27 ├ 望月麻衣
├ 望月麻衣 【読書】望月麻衣『京都寺町三条のホームズ16 見習いキュレーターの健闘と迷いの森/前編』 ニューヨークで世界の第一線として活躍しているキュレーター、サリーにその才能を認められた真城葵。初めて1人で手がける展覧会は、元贋作師で画家の円生の個展に決まったが、アイデアが浮かばず悶々とする日々。そんな葵を、友人の香織が大学のサークル「京もっと」に誘う。一方、葵の恋人で、骨董品店〈蔵〉のオーナーの孫・家頭清貴のもとに、探偵の小松経由で浮気調査の依頼が入る。 2025.06.26 ├ 望月麻衣
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『盗まれた時を求めて』 寄宿制学校〈星の教室〉の生徒・唐沢ゆかりは、時々学校を抜け出して、大人に迷惑をかけるのを楽しみ(?)にしている。いつものようにゆかりが学校を抜け出して駅へ行ったところ、〈星の教室〉の〈M商会〉の社長・南田秋子の命を救うことになる。ゆかりは秋子の養子となり、学校に通いつつ経営者としての教育を受けることになる。 2025.06.25 ├ 赤川次郎