読書

├ 水原秀策

【読書】水原秀策『偽りのスラッガー』

かつて日本一とも言われたスラッガーの秋草隼は、膝の靱帯断裂でプロ野球選手を引退。それから4年、シーズン途中で契約の話が持ち上がる。表向きは電撃復帰だったが、GMから依頼されたのは、チームのスラッガーのドーピング疑惑の調査だった。
├ 小路幸也

【読書】小路幸也『A DAY IN YOUR LIFE』

僕は殺人犯を探しているんだ――。小説家の槙村朗は、深夜のラジオ番組で、リスナーから送られてきた〈ある1日〉を読みやすいように書き直して紹介している。その槙村は、小学2年生の時に誘拐されたことがある。山の中の山荘で誘拐犯とともに1週間過ごしたのだが、槙村を迎えに来た父を殺されたのだ。
├ 石持浅海

【読書】石持浅海『彼女が追ってくる』

”わたしは、彼女に勝ったはずだ。その証拠に、私はこうして生きていて、彼女は冷たい骸となって転がっている。それなのに。なぜ、彼女が追ってくるのだ?”起業した友人3人が年に1回集まる「箱根会」。宴が終わったあと、夏子は姫乃のコテージへ行き、アイスピックで姫乃を殺害するが…
├ 小路幸也

【読書】小路幸也『〈銀の鰊亭〉の御挨拶』

料亭旅館〈銀の鰊亭〉を経営していた地元の有力者・青河家の別邸が火事になった。別邸には住居としている青河家の主人夫婦しかいなかったはずだが、4体の焼死体が見つかり、身元不明の死体の1つには刺し傷が残されていた。事故として処理されたが、刑事の磯貝はその判断に疑問を持つ。
├ 望月麻衣

【読書】望月麻衣『京都寺町三条のホームズ14 摩天楼の誘惑』

世界的なキュレーター、サリーによって、女性キュレーター育成企画の一環としてニューヨークに招かれた葵。世界中から集められた14人の学生の中から、サリーの"テスト"に合格した葵ら3人は、美大生の作品を扱った企画展をプロデュースするように言われるが…
└ 近藤史恵

【読書】近藤史恵『みかんとひよどり』

食とは命をいただくということ。特に猟で獲った動物を解体して料理として出すジビエ料理はそれが強く感じられる。ジビエ料理を好むオーナーの期待に応えようと、自ら狩猟免許を取って雨の中猟に出たフレンチシェフは、道に迷ったところを男に助けられる。その男は、祖父の代から猟師をしているという、こだわりをもった猟師だった。
etc.

【その他】次男の誕生日プレゼントにブックカバーを

春から中学生になる次男の誕生日プレゼントとして、文庫用のブックカバーを贈りました。以前、長男が文庫本を読むようになったときにも、ブックカバーを贈りました。その時は、私もノベルス用のブックカバーを買ってお揃いに。今回、次男用にも同じスリップオンの本革製ブックカバーを贈り、3人お揃いとしました。
├ 呉勝浩

【読書】呉勝浩『法廷占拠 爆弾2』

「異議あり」連続爆弾魔・自称スズキタゴサクの裁判が行われている法廷の傍聴席から、その声は発せられた。声をあげたのは被害者遺族会の一員・柴咲奏多。柴咲は持ち込んだ拳銃と爆弾で法廷をジャック。動画投稿サイトでライブ配信をはじめる。特殊犯係の高東は類家を補佐につけて柴咲との交渉に当たる。また、傍聴席の最前列には午後の審理で証言予定の倖田沙良巡査が座っていた。
├ 恩田陸

【読書】恩田陸『麦の海に沈む果実』

下界から隔離された全寮制の学園。この学園に3月以外に生徒が転入してくると、凶事を連れてくるという言い伝えがあった。2月最後の日に理瀬が転入すると、学園内では生徒が死亡する事件、事故が立て続けに発生する。
├ 下村敦史

【読書】下村敦史『闇に香る嘘』

中国で生き別れになった兄と弟。満州で生まれた村上和久は、4歳で終戦を迎え命からがら日本へ帰国したが、13年後に中国残留孤児として兄の竜彦が永住帰国する前に失明した弟は、兄が本当の兄であるか疑惑を抱くようになる。第60回江戸川乱歩賞受賞作にして、著者のデビュー作。
├ 一色さゆり

【読書】一色さゆり『ダ・ヴィンチの遺骨 コンサバターⅤ』

ルーヴル美術館の地下で、レオナルド・ダ・ヴィンチの『大洪水』に酷似した素描が発見された。見つかった『大洪水』は、本物か?それとも偽物か?コンサバター(修復士)のスギモトと晴香は、ついにレオナルド・ダ・ヴィンチが残した謎と対することに。芸術大学を卒業した筆者が記す、コンサバターを描いたシリーズ第5弾。
├ 長江俊和

【読書】長江俊和『出版禁止 死刑囚の歌』

幼い姉弟が殺害された事件は、犯人の死刑が執行されたことで幕が引かれたと思われた。しかし、事件から22年後、一家3人が死傷する事件が発生。その一家こそ、姉弟が殺害された家族だった。事件は思わぬ拡がりを見せていく。「禁止シリーズ」の第3弾。
├ 濱嘉之

【読書】濱嘉之『プライド3 警官の本懐』

田園調布警察署管内の駐在の息子で同学年の3人は、それぞれの道を通って警察官になった。順調に出世し、円熟味を増した3人は、警察官として仕上げの仕事に取りかかる。政界、反社会的組織、半グレ、芸能界、裏社会…社会の諸悪と対峙した3人を待ち受ける運命とは――。「プライドシリーズ」第3段!
├ 一色さゆり

【読書】一色さゆり『モネの宝箱 あの日の睡蓮を探して』

「旅行のアテンドをお願いできますか? ただし、旅に出るのは私じゃありません。代理人を立てます」資産家の柳橋友哉が、アートの旅に特化した旅行会社〈梅村トラベル〉に依頼したのは、代理人を美術館に案内し、いつどこで見たのかをどうしても思い出せない『睡蓮』が、どこにあるか探してほしいというものだった。
├ 伊坂幸太郎

【読書】伊坂幸太郎『楽園の楽園』

世界は危機にさらされていた。各国の都市部での大規模停電に端を発し、強毒性ウィルスが蔓延、高速増殖炉からは放射能が漏れ出した。「天軸」と呼ばれるAIの暴走が原因と考えられ、「天軸」がどうなっているかを調べるために、五十九彦と三瑚嬢、蝶八隗の3人は「天軸」を開発した"先生"の居場所へ向かう。
├ 小路幸也

【読書】小路幸也『花咲小路二丁目中通りのアンパイア』

花咲小路商店街でたいやき屋を営んでいる宇部禄朗は、元甲子園球児で、現在は野球の審判もしている。実家の〈たいやき波平〉を継ぐまでは、2年間交番で勤務していたが、ひとの嘘を見抜く特技を持つ禄朗は、その間の検挙数が228件という凄腕の警察官だった。そんな禄朗は、高校1年生の時、野球の試合後球審を殴ったという過去を持っていた。
▼著者 ヤ行

【読書】[オススメ]山口未桜『禁忌の子』

「いやあああ!」救急搬送されてきた患者の顔が露わになった瞬間、研修医が叫び声を上げた。ストレッチャーの上に心肺停止の状態で横たわっていたのは、当直の救急医・武田航に瓜二つの男だった。航に兄弟はいないが、母子手帳を見ると妊娠中の診察記録の1行目だけが「生島病院」となっていた。現「生島リプロクリニック」の理事長・生島京子は、日本における体外受精のパイオニアだった。
▼著者 カ行

【読書】角田光代『紙の月』

人が溺れていく様を見よ――。平凡な主婦だった梅澤梨花は、銀行でパートタイマーとして働きはじめた。フルタイマーに昇格すると、買い物の楽しさを知ることに。さらに、恋人を作り、恋人の借金を返済するために偽造した定期預金証書を使って横領をはじめる。
├ 辻村深月

【読書】辻村深月『ぼくのメジャースプーン』

小学4年生の僕は、ある日自分に不思議な力があることを知った。その力を使えるのは、1人につき1回まで。幼馴染みのふみちゃんが可愛がっていた学校のうさぎが惨殺され、ふみちゃんは心を閉ざした。ふみちゃんを助けるためには、この力をどう使えば1番良いのだろうか?
├ 新川帆立

【読書】新川帆立『目には目を』

「やられたから、やりかえしただけ。これでおあいこです」当時15歳だった少年Aは、Xに暴行を加え死に至らしめた。少年Aは傷害致死の罪で少年院に入院したが、わずか1年3ヶ月で退院した。Xの母は、退院した少年Aに関する情報を、少年Aと同じ少年院に入院していた少年Bから得て、少年Aを殺害する。
└ 杉井光

【読書】杉井光『世界でいちばん透きとおった物語2』

連載途中で絶筆となったミステリの結末は?2人組のミステリ作家・翠川双輔のプロットを担当していると言われていた菊谷博和が死亡し、月刊文芸誌での連載が打ちきられることになった。読者だけでなく、作家仲間の間でも解決編を待ち望む声が聞こえたが、菊谷とコンビを組む宇津木静夫は菊谷なしに続きを書くことはできないと言う。
├ 三日市零

【読書】三日市零『復讐は芸術的に』

定食屋の店主丸山は、生配信中にアポなしでやってきたYouTuberモグ太郎を、店が貸し切り営業中だったことを理由に断ったため、嫌がらせを繰り返し受けるようになってしまった。丸山は、月に1度ほど食べに来てくれる弁護士で調査会社を経営しているエリスに相談を持ちかける。相談を受けたエリスは、"合法的な復讐"を開始する!
├ 呉勝浩

【読書】呉勝浩『スワン』

大型ショッピングセンター「スワン」で、模造拳銃を使った無差別殺人が発生した。死者21名。その中にコナガワ物流の社長・吉村秀樹の母・菊乃が含まれていた。最上階のラウンジにいたはずの菊乃は、なぜか1階に停まったエレベーターの入口でエレベーターの中を向いて倒れていた。
└ 米澤穂信

【読書】米澤穂信『リカーシブル』

越野ハルカが引っ越してきた町は、未来視ができるタマナヒメ伝説が残る町だった。父が失踪し、母と弟と3人で地方都市に引っ越してきたハルカ。初日から友人ができて無事に中学デビューを飾ったが、この町は古くから伝わるタマナヒメの伝説と、高速道路の誘致計画に揺れていた。