感想

├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『風と共に散りぬ』

赤川次郎さんの『風と共に散りぬ』を読みました。感想タイトルを見れば一目でわかるように、マーガレット・ミッチェルの名作『風と共に去りぬ』をオマージュした作品です。男性に翻弄される女性たちが描かれた作品というと、赤川次郎さんのいつもの作品といっ...
└ 東野圭吾

【読書】東野圭吾『マスカレード・ナイト』

東野圭吾さんの『マスカレード・ナイト』を読みました。感想図書館でずいぶんと順番待ちをしていたのですが、幸運にも年末年始に借りることができて一気に読み上げることができました。この本は2011年に出版された『マスカレード・ホテル』、2014年に...
├ 内田康夫

【読書】内田康夫『「紅藍の女」殺人事件』

内田康夫さんの『「紅藍の女」殺人事件』を読みました。感想『「首の女」殺人事件』と『「紫の女」殺人事件』の間に挟まれた『「○○の女」殺人事件』3部作の2作目となります。前期の長編としては珍しくタイトルに地名や歴史上の人物が含まれていませんが、...
(その他の作家)

【読書】ベストカー編集部, 片岡英明『ざんねんなクルマ事典』

感想書店で面白そうな本を見つけたので買ってみました。その名も『ざんねんなクルマ事典』。小学生たちの間で『ざんねんないきもの事典』という本が流行っているらしく、小3の長男も所有していますが、その大人版(?)ですね。デザインがざんねん、機能がざ...
▼著者 カ行

[児童書]柏原佳世子『おうさまがかえってくる100びょうまえ!』

王さまがお出かけの最中、城に残った家来たちは遊びたい放題。しかし、王さまが予定より早く帰ってきた!おうさまがかえってくる100秒前だ!!感想普段とは少し趣を変えて、今日は児童書の紹介です。以前にも佐藤さとるさんの『だれも知らない小さな国』を...
▼著者 サ行

【読書】世良耕太『トヨタル・マン24時間レース制覇までの4551日』

感想モータリングライターの世良耕太さんが記された『トヨタル・マン24時間レース制覇までの4551日』を読みました。記憶にも新しいトヨタのル・マン24時間レース初制覇までの道のりが書かれた本です。ちなみに、トヨタはル・マン初制覇までに4551...
├ 赤川次郎

赤川次郎『幽霊屋敷の電話番』

赤川次郎さんの『幽霊屋敷の電話番』を読みました。電話にまつわる7編の短編が収められた短編集となっています。電話と言っても、初めて出版されたのが平成4年ですから、まだ携帯電話が普及する前、固定電話の時代の話です。ひょっとするとプッシュ式ではな...
├ 内田康夫

内田康夫『竹人形殺人事件』

内田康夫さんの『竹人形殺人事件』を読みました。『若狭殺人事件』、『白鳥殺人事件』と続いてきた私の"第2の故郷"福井を浅見光彦の目を通して訪れる旅の最終回です。『若狭殺人事件』は私が住んでいた福井市を含む「嶺北」地方から山を隔てた「嶺南」地方...
├ 綾辻行人

【読書】綾辻行人『暗黒館の殺人』

実質的な1つ目の記事がいきなり生臭い話で何なのですが…綾辻行人さんの『十角館の殺人』から順に「館シリーズ」を読んできたのですが、先日、『暗黒館の殺人』まで辿り着くことができました。図書館の整理期間にあたるということで、6週間借りられるという...
├ 内田康夫

【読書】内田康夫『坊っちゃん殺人事件』

内田康夫さんの『坊っちゃん殺人事件』を読みました。感想言うまでもありませんが、タイトルの『坊っちゃん殺人事件』は夏目漱石の『坊っちゃん』から取られています。こういった形をとるというのは内田康夫さんとしては珍しいですね。舞台は四国・松山。登場...
▼著者 ア行

【読書】太田哲也『クラッシュ:絶望を希望に変える瞬間』

感想元レーシングドライバー太田哲也さんの『クラッシュ:絶望を希望に変える瞬間』を読みました。2001年に出版された本で、ずっと、ずーっと前からこの本の存在を知っていましたし、図書館に置かれているのも知っていました。でも、手を出すことができな...
├ 内田康夫

内田康夫『白鳥殺人事件』

内田康夫さんの『白鳥殺人事件』を読みました。「白鳥」という漢字は「はくちょう」、「しらとり」、「しろとり」など、いろいろな読み方があります。なお、この作品は「はくちょうさつじんじけん」と読むのが正解だそうです。また、「しらとり」、「しろとり...
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『夜警』

赤川次郎さんの『夜警』を読みました。感想現実にはあり得ないような不思議な話なのですが、これをすっと受け入れられるのが赤川次郎の凄いところでしょうか。大規模商業ビルの夜警をしている男性が主人公なのですが、建物の巡回中に少女の幽霊が現れます。こ...
├ 内田康夫

【読書】内田康夫『若狭殺人事件』

内田康夫さんの『若狭殺人事件』を読みました。福井県の若狭地方が舞台の1つとして出てくるのですが、福井は私が学生時代に6年間を過ごした第2のふるさと。私の内田康夫さん第1次ブームである中高生の頃には、福井が第2のふるさとになるとは思ってもみま...
▼著者 カ行

【読書】柿元邦彦『GT-R戦記』

柿元邦彦さんの『GT-R戦記』を読みました。感想柿元さんは2004年にSUPER GTの日産総監督に就任し、12年間で6度のシリーズチャンピオンを獲得した名将です。レースファンのみならず、ビジネス書としても価値のある1冊ではないでしょうか。...
├ 内田康夫

内田康夫『壺霊』

内田康夫さんの『壺霊』を読みました。『壺霊』と書いて「これい」と読むそうです。壺に取り憑いた霊というか、壺に魅せられた人たちの話です。それが殺人事件にまで発展というとなんだか大袈裟なような気がしますが、舞台が平安京遷都から1200年以上の歴...
├ 赤川次郎

赤川次郎『灰色のパラダイス 杉原爽香〈45歳の冬〉』

赤川次郎さんの『灰色のパラダイス 杉原爽香〈45歳の冬〉』を読みました。「杉原爽香シリーズ」の31作目になります。毎年1歳ずつ登場人物が歳を重ねていくというこのシリーズですが、第1作目では15歳の中学3年生だった杉原爽香が、45歳になってし...
▼著者 ア行

【読書】稲泉連『豊田章男が愛したテストドライバー』

稲泉連さんの『豊田章男が愛したテストドライバー』を読みました。感想現トヨタ社長の豊田章男氏と、氏が弟子入りしたというトヨタ伝説のテストドライバー、故・成瀬弘氏のエピソードです。私は、正直豊田章男氏がトヨタの社長に就任した時、あれだけの大企業...
├ 内田康夫

内田康夫『薔薇の殺人』

内田康夫さんの『薔薇の殺人』を読みました。お隣の宝塚市も舞台の1つになっていることもあって楽しみにしていました。宝塚で「薔薇」ということですから、当然宝塚歌劇団。しかも、『ベルサイユのばら』を想像しますよね(私はタイトルぐらいしか知らないの...
├ 内田康夫

内田康夫『長崎殺人事件』

内田康夫さんの『長崎殺人事件』を読みました。長崎で起きたある殺人事件の容疑者として捕まった父を助けてほしいとの手紙が軽井沢の先生に届くところから物語は始まります。この事件の発生前後の事から始まり、長崎で発生した3件の殺人事件を追っていくので...
├ アガサ・クリスティー

【読書】アガサ・クリスティー『五匹の子豚』

アガサ・クリスティーの『五匹の子豚』を読みました。感想久しぶりのアガサ・クリスティーです。3年ほど前に『アクロイド殺し』を読み直して以来かな?アガサ・クリスティは中学生の頃に読み始め、一時期、図書館や同級生から借りて読んでいた記憶があります...
├ 内田康夫

内田康夫『琵琶湖周航殺人歌』

内田康夫さんの『琵琶湖周航殺人歌』を読みました。舞台は近畿の水瓶とも呼ばれる琵琶湖。私は兵庫の出身なのでお世話になっていませんが、滋賀、京都、大阪の3府県は常日頃から琵琶湖のお世話になっているわけです。この作品は琵琶湖の水質汚染問題を取り上...
├ 内田康夫

内田康夫『鞆の浦殺人事件』

内田康夫さんの『鞆の浦殺人事件』を読みました。瀬戸内海、広島県福山市にある鞆の浦で同じ日に発生した2件の不審死を受けて浅見光彦が鞆の浦を訪れるのですが、浅見光彦が誕生した作品『後鳥羽伝説殺人事件』に出てきた野上部長刑事(本作品では警部補)が...
├ 赤川次郎

【読書】赤川次郎『キネマの天使 レンズの奥の殺人者』

赤川次郎さんの『キネマの天使 レンズの奥の殺人者』を読みました。感想なんでも、新シリーズなんだとか。主人公はスクリプターの東風亜矢子。スクリプターとは、映画やドラマのエンドロールで「記録」として記載される職業で、バラバラの順序で撮ったシーン...