
【読書】赤川次郎『紙細工の花嫁』
会社員の小田恭子は、先輩の松井見帆と付き合っているという噂の男性、梶原真一を見帆から奪い取って、見事ゴールインすることになった。一方、大学生の塚川亜由美のもとに、奇妙な手紙が舞い込んだ。紙細工の花嫁人形と共に、「女の怨みの深さを忘れるな。死がお前を訪れるだろう」と書かれた手紙が入っていた。しかし、その手紙は宛先違いで、梶原真一に宛てた手紙だった。亜由美と友人の神田聡子、部長刑事の殿永の3人は、小田恭子と梶原真一の結婚式に乗り込むが、新郎の席が爆破されるという騒ぎが起きてしまう。