ミステリー

└ 中山七里

【新刊】[文庫化]中山七里『能面検事の死闘』

6/11、光文社文庫より、中山七里さんの『能面検事の死闘』が、文庫化されて発売されました。大阪地検で郵便物が爆発。事件の被疑者は、数日前に発生した無差別殺人事件の犯人の釈放を要求する。何があっても表情を変えない能面検事こと不破俊太郎は、連続爆破事件を止めることができるのか?
├ 赤川次郎

【新刊】[文庫化]赤川次郎『花嫁純愛録』

6/6、実業之日本社文庫より、赤川次郎さんの『花嫁純愛録』が、文庫化されて発売されました。警視庁捜査一課の警部・小堀有里が結婚することになった。しかし、同じホテルで容疑者の岩下登も結婚式を挙げる予定に。有里は自分の披露宴をほったらかしにして岩下の確保に向かうが、岩下は姿をくらましたあとだった。
└ 近藤史恵

【読書】近藤史恵『モップの精は旅に出る』

オシャレでキュートな女の子・キリコが選んだの職業は清掃員。部屋中が綺麗になっていくのが好きらしい。今日も英会話教室やコワーキングスペースなどの掃除に精を出す。しかし、そんなキリコのもとに不幸の連絡が舞い込む。故人から誤解を受けていたことを知ったキリコは精神的にショックを受け、仕事を休んで部屋に閉じこもる。そして、旅に出ることを選択する。
├ 横山秀夫

【読書】横山秀夫『半落ち』

「女房を殺しました」W県警教養課次席の梶警部が自首してきたことで、警察内に激震が走る。梶は、痴呆症が悪化した妻を不憫に思い、扼殺したのだという。しかし、妻を殺害してから自首するまでの2日間に、どこで何をしていたのかについては一切話そうとしない。「死に場所を探して彷徨い歩いていた」という調書が作られ、梶は秘密を抱いたまま、司法の手に自らを委ねる。
├ 伊坂幸太郎

【新刊】伊坂幸太郎『パズルと天気』

5/30、PHP研究所より、伊坂幸太郎さんの『パズルと天気』が発売されました。伊坂幸太郎さんの作家デビュー25周年を記念する短編集。マッチングアプリでしか出会えない名探偵、天気のことばかり話す男、犬たちの逆襲…
├ 柚月裕子

【読書】柚月裕子『合理的にあり得ない 上水流涼子の解明』

弁護士資格を剥奪され、法曹界から追い出された上水流涼子は、東大卒でIQ140、実務もこなせる貴山伸彦を助手として雇い、公にできない揉め事を解決する〈上水流エージェンシー〉を立ち上げる。未来が見えるという男、賭け将棋で突如連勝しはじめた男、かつて涼子を法曹界から追い出した男、野球賭博で不当な利益を得ている男らを、涼子と貴山の2人が斬る。
├ 赤川次郎

【新刊】赤川次郎『三毛猫ホームズと甘い誘惑』

5/28、カッパ・ノベルスより、赤川次郎さんの『三毛猫ホームズと甘い誘惑』が発売されました。会社員・尾形秀明がこっそりとケーキを食べてから帰宅すると、妻が自宅で射殺されていた。さらに、別々のホテルで殺害された男性は、なぜか子供用のスカートをはいていた。捜査を進めると、〈甘党同盟〉なる謎の組織が見え隠れしてくる。
├ 藤崎翔

【読書】藤崎翔『逆転美人』

「美人は得だ」というのは本当なのでしょうか?私の半生は「美人は得だ」というイメージとは逆転した、様々な苦労を強いられたものでした。ついには事件に巻き込まれ、『被害者の美人母子 美しすぎるのは不幸か』といった見出しが週刊誌やスポーツ新聞を賑わせることになってしまいました。真実を公にし、あらぬ誤解を解くために、私は手記を書くオファーを受けることにしました。
▼著者 ア行

【読書】衣刀信吾『午前零時の評議室』

評議の制限時刻は午前零時。その時間までに評議を終えなかったり、間違った場合は、この部屋は自動的に爆破されます――。嵐の夜、裁判官の元邑によって集められたのは、13年前に裁判員裁判によって誤って無罪になった事件に関わった人物たち。元邑は彼らに、近々行われる裁判員裁判の被告人が有罪か無罪かを評議せよと迫る。
└ 中山七里

【新刊】中山七里『武闘刑事』

5/22、PHP研究所より、中山七里さんの『武闘刑事』が発売されました。今度の”敵”は在日米軍!母娘銃殺事件の容疑者は在日米軍の曹長。米軍からの圧力や自衛隊の介入によって捜査は暗礁に…千葉県警捜査一課の高頭冴子は、真実に辿り着くことができるのか?「高頭冴子シリーズ」第3弾!!
▼著者 カ行

【読書】櫛木理宇『死刑にいたる病』

大学生の筧井雅也のもとに届いた手紙は、シリアルキラー(連続殺人鬼)からのものだった!雅也が小学校高学年から中学生の頃に通ったベーカリーの店主・榛村大和は、24の殺人の罪で逮捕され、そのうち9件で立件されて1審で死刑判決を受けていた。しかし、その9件の中の1件は自らが犯した殺人ではないとして控訴していた。榛村は、その1件について調べて欲しいと雅也に依頼してきたのだった。
├ 石持浅海

【読書】石持浅海『わたしたちが少女と呼ばれていた頃』

『扉は閉ざされたまま』で探偵役として鮮烈なデビューを飾った碓氷優佳。今回の作品は、「碓氷優佳シリーズ」の4作目にして、前日譚とも言える連作短編集。中高一貫の高校に編入した優佳は、友人やクラスメイトたちに関する謎や誤解を、ちょっとした言動をもとに解き明かしていく。
├ 一色さゆり

【読書】一色さゆり『ユリイカの宝箱 アートの島と秘密の鍵』

「優彩さんと私は、ずいぶんと前に面識があるんですが、覚えてないですよね?」父が亡くなり、美大へ進学する夢を諦めた優彩は画材店に就職したが、時代の流れで閉店することになり、優彩は無職になってしまう。そんなとき、梅村トラベルという旅行会社から、アートの旅への招待状が届く。その旅のアテンダントが志比桐子だった。
├ 三日市零

【新刊】三日市零『魔女の館の殺人』

5/15、三日市零さんの『魔女の館の殺人』が発売されました。大学生の進藤理人は、ルームメイトの柏木詩文と、山奥の洋館で開催される脱出ゲームに参加するが、ゲームの最中、焼死体が発見される。さらなる犠牲者が出るが、この洋館から脱出するには9つの謎を解かなければならない。
├ 望月麻衣

【新刊】望月麻衣『京都寺町三条のホームズ22 美術補佐人の誕生』

5/14、双葉文庫より、望月麻衣さんの『京都寺町三条のホームズ22 美術補佐人の誕生』が発売されました。真城葵は、新型コロナウイルスによるパンデミックにより、海外留学を断念することに。慣れない就活、仕事に戸惑いながらも、葵は美術補佐人としての才能を開花させていく。
├ 東川篤哉

【新刊】[文庫化]東川篤哉『スクイッド荘の殺人』

5/13、光文社文庫より、東川篤哉さんの『スクイッド荘の殺人』が、文庫化されて発売されました。烏賊川市で遊技施設を経営する小峰三郎から、脅迫状が届いたため、クリスマスを過ごすスクイッド荘で警護をして欲しいとの依頼が届いた。探偵の鵜飼杜夫と助手の流平は、大雪に見舞われた断崖絶壁に建つスクイッド荘へ向かう。烏賊川市シリーズ第9弾!
├ 望月麻衣

【読書】望月麻衣『京都寺町三条のホームズ15 劇中劇の悲劇』

「京都のホームズ」の異名を持つ探偵・家頭清貴は、殺人未遂事件の捜査協力を依頼される。舞台は金閣寺近くに豪邸を構える大富豪『花屋敷家』。その花屋敷家の令嬢・百合子が飲むミルクティーに、猛毒のストリキニーネが混入されていた。上海で仕事をし、ニューヨークへ葵を迎えに行った清貴。今度は劇中劇で大活躍。
├ 下村敦史

【新刊】[文庫化]下村敦史『逆転正義』

5/9、幻冬舎文庫より、下村敦史さんの『逆転正義』が文庫化されて発売されました。高校1年生の松木冬樹は、クラスでいじめが行われていることが気になっていた。勇気を出して担任の石澤に報告したのだが、石澤は見て見ぬふりを続ける――。
└ 中山七里

【新刊】[文庫化]中山七里『祝祭のハングマン』

5/8、文春文庫より、中山七里さんの『祝祭のハングマン』が、文庫化されて発売されました。建設会社に勤める藤巻亮二が、歩道から車道へ突き飛ばされて死亡した。警視庁捜査一課の刑事・春原瑠衣は、藤巻が勤める会社が、父・誠也も勤めるヤジマ建設で、藤巻と誠也が同期入社であることを知る。さらに、ヤジマ建設の経理課長・須貝謙治が、階段から突き落とされて死亡する。そして、誠也までもが――。
├ 早坂吝

【読書】早坂吝『ドローン探偵と世界の終わりの館』

谷間の村にそびえる廃墟となった奇妙な屋敷。その屋敷を北神大学探検部の部員7名が探検することになったが、"ドローン探偵"と呼ばれる飛鷹は直前に両脚を骨折し、ドローンの"目"を通して屋敷を探検することに。しかし、屋敷に侵入した6名の部員に、何者かが刃を向ける。"ドローン探偵"は事件を解決できるのか?映像化不可能な1冊!
├ 乾くるみ

【読書】乾くるみ『カラット探偵事務所の事件簿 1』

1つめの謎は目次にあり。所長とワトスン役の助手の、2人だけの探偵事務所に持ち込まれた6つの事件を収録。「あなたの頭を悩ます謎を、カラッと解決いたします」浮気調査や信用調査はお断り。謎解きを専門とする探偵事務所〈カラット探偵事務所〉ここに誕生。
└ 米澤穂信

【読書】米澤穂信『満願』

人はなぜ罪を犯すのか?知恵だとか欲だとかを身につけた人間だからこその行為なのか?犯罪者の心理に迫る短編集。「山本周五郎賞」受賞、「週刊文春ミステリーベスト10」1位、「このミステリーがすごい!」国内部門1位。史上初のミステリ3冠!米澤穂信さ...
├ 赤川次郎

【新刊】赤川次郎『盗まれた時を求めて』

5/2、トクマノベルズより、赤川次郎さんの『盗まれた時を求めて』が発売されました。学校の寮を抜け出したゆかりは、駅の待合室で女性と出会うが、その女性の追っ手らしき男たちが。さらに、その女性が発作で倒れてしまう。「夫は泥棒、妻は刑事シリーズ」第25弾!
└ 近藤史恵

【読書】近藤史恵『モップの精と二匹のアルマジロ』

ビルの清掃作業を行うキリコが女性から頼まれたのは、そのビルにオフィスを構える会社社員の浮気調査だった!しかたなく1週間だけの約束で調査を請け負ったキリコが見たのは、会社帰りにシュークリームを2個買ってマンションの部屋へと消えていく男性の姿だった。「清掃作業員探偵キリコシリーズ」第4弾。