└ 東野圭吾 【読書】東野圭吾『人魚の眠る家』 播磨和昌は、脳と機械を信号によって繋ぐことで人間の生活を大きく改善するブレーン・マシン・インターフェースの開発を行っている会社の社長だったが、娘の瑞穂がプールで溺れて植物状態になってしまう。脳死による臓器提供を拒んだ和昌は、横隔膜ペースメーカーを埋め込んで人工的に呼吸ができるようにしたり、脊髄に信号を送ることで筋肉を動かせるようにしたりする。当初、数日から数ヶ月と言われた心停止までの期間は飛躍的に延びるが… 2022.09.12 └ 東野圭吾
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『アンダースタディ』 内海奈美は幼い頃に両親が離婚し、父親と2人で生活していた。しかし、その父親が急逝し、葬儀の日に双子の姉・添田美幸と再会する。美幸はすぐに奈美の仕事を辞めさせ、会社社長をする母・邦子が暮らすマンションで一緒に生活を始める。美幸とは顔はそっくりだが、性格は正反対な奈美。美幸の"代役"を務めるうちに、美幸の恋人の安田から、「連絡くれなきゃ死ぬ」と手紙をもらうが、その安田が本当に奈美の目の前でトラックの前へ身を投げてしまう。 2022.09.11 ├ 赤川次郎
├ 有栖川有栖 【読書】有栖川有栖『46番目の密室』 推理作家の有栖川有栖は、臨床犯罪学者の火村英生と共に、北軽井沢にある推理作家・真壁聖一で開かれるクリスマスパーティーに呼ばれた。しかし、クリスマスパーティーが終わると、客人たちの寝室には、石灰が巻かれていたり、白いスプレーで窓に大きなハートが書かれていたり、部屋中トイレットペーパーが伸ばされたりしていた。 2022.09.10 ├ 有栖川有栖
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『三毛猫ホームズの家出』 ホームズが家出をした!晴美と石津刑事と一緒にバスに乗っていたホームズは、「クミ」と呼びかけた少女と一緒にバスを降りてしまった。翌日、片山は石津とともにホームズと少女が下りたバス停の付近を探しにいく。一方、ホームズを連れて下りた少女・常田道子の父親は3ヶ月前に失踪しており、母親には新しい恋人ができていた。 2022.09.09 ├ 赤川次郎
├ 大倉崇裕 【読書】大倉崇裕『ペンギンを愛した容疑者』 都内の住宅地にたたずむ屋敷で、主人の藤原慶二郎が死亡しているのが発見された。慶二郎が死んでいたのは、ペンギンの飼育室の中。4羽のケープペンギンが飼育されていたが、慶二郎はその世話中に足を滑らせ、頭を強打したものと考えられた。 2022.09.08 ├ 大倉崇裕
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『吸血鬼と呪いの古城』 神代エリカと大月千代子、橋口みどりの3人は、戦国ロマンを巡るバスツアーに参加する。大河ドラマの影響で注目を浴びた町は、急遽城を建築したりして、ブームに乗ろうと躍起になっている。しかし、エリカは雑木林の中にある古井戸で、「助けてくれ」という過去の声を聞く。 2022.09.05 ├ 赤川次郎
└ 森博嗣 【読書】森博嗣『黒猫の三角』 3年前の7月7日の夜、当時11歳の高木理香が殺害された。2年前の7月7日には、当時22歳だった井口由美が殺害された。1年前の6月6日には、当時33歳だった久野慶子が殺害された。そして、今年の6月6日、44歳になる小田原静江のもとに脅迫状が届いた。探偵の保呂草潤平は静江の誕生日パーティの警護に当たるが、静江は密室の中で殺害されてしまう。凶器に使われたベルトが過去の3件と同一のものだったため、連続殺人事件として捜査がはじまるが、密室の前に捜査はいきなり行き詰まる。 2022.09.04 └ 森博嗣
├ 宮部みゆき 【読書】宮部みゆき『魔術はささやく』 9月2日、加藤文恵がマンションの屋上から飛び降り、死亡した。10月9日、三田敦子が地下鉄のホームから飛び降り、進入してきた電車に轢かれ、死亡した。11月14日、菅野洋子が道路に飛びだし、朝野大造が運転する個人タクシーに轢かれ、死亡した。 2022.08.31 ├ 宮部みゆき
└ 米澤穂信 【読書】米澤穂信『氷菓』 神山高校に入学した折木奉太郎は、神山高校古典部OGの姉・供恵のすすめで古典部に入部する。古典部は過去3年間新入部員がなく、廃部の危機に瀕していたが、奉太郎が部室を覗くと、同じ1年生の千反田えるがいた。他にも、奉太郎の友人・福部里志や、伊原摩耶花が入部し、4人で10月の文化祭で文集を発行することを目標に活動をはじめる。 2022.08.29 └ 米澤穂信
└ 東野圭吾 【読書】東野圭吾『夢幻花』 蒲生蒼太の一家は、七夕の頃に朝顔市を見て回ったあと、鰻を食べに行くのが年中行事になっていた。蒼太が大学院生になって帰省したとき、実家の前に立つ二十歳前後の女性・秋山梨乃と出会う。蒼太の兄・要介を訪ねてきた梨乃は、祖父の周治を亡くしたばかりだったが、祖父の家からは黄色いアサガオの鉢が消えていた。 2022.08.27 └ 東野圭吾
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『三毛猫ホームズのプリマドンナ』 片山と石津は声楽コンクールの警備に借り出された。優勝候補の1人、井田貴子がホテルの朝食で食べたサラダに辛い薬味がかけられていたという。犯人はもう1人の優勝候補、丸山恭子だというのだが… 2022.08.26 ├ 赤川次郎
└ 東野圭吾 【読書】東野圭吾『超・殺人事件』 『超税金対策殺人事件』いつになく収入の多い年になった小説家の俺は、来春支払わなければならない税金の額を見て絶句する。会計事務所を営む友人と、いろいろなものを経費として扱おうと、小説を改編するが… 2022.08.25 └ 東野圭吾
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『吸血鬼ドックへご案内』 西野秀代は夫の人間ドックに付き添ってクリニックへ行くが、待合室で居眠りをして起きると、公園のベンチに座っていた。声をかけてくれたフォン・クロロックと共にクリニックを訪れるが、すでに閉院したあとだった。夫に聞いても、人間ドックを受診していないと言う。 2022.08.24 ├ 赤川次郎
└ 森博嗣 【読書】森博嗣『すべてがFになる』 大学の助教授・犀川創平は、研究室の学生たちと、1年生の西之園萌絵と共に、妃真加島へキャンプに出かける。犀川と萌絵は妃真加島にある真賀田研究所を訪れたが、天才プログラマの真賀田四季が手足を切り落とされ、ウェディングドレスを着た状態で荷物搬送用ロボットに乗って部屋から出てくる場面に遭遇する。さらに、真賀田研究所の所長・新藤清二も殺害されてしまう。 2022.08.23 └ 森博嗣
├ 宮部みゆき 【読書】宮部みゆき『今夜は眠れない』 緒方雅男の母・聡子は、10代の頃に命を助けた澤村直晃から5億円を遺贈された。このことが世間に知られると、マスメディアに追い回され、知り合いからは意地悪をされ、家にはわけのわからない電話や手紙が届くようになった。おまけに、父の行雄は恋人と家を出てしまう。自宅で生活するのを諦めてウィークリーマンションに移り住んだ雅男と聡子は、弁護士の前川から別荘での休暇に誘われる。 2022.08.21 ├ 宮部みゆき
└ 東野圭吾 【読書】東野圭吾『虚ろな十字架』 中原道正、小夜子夫妻は、強盗に一人娘の命を奪われた。犯人に死刑判決が出たあと2人は離婚したが、数年後、今度は小夜子が強盗に襲われて命を奪われてしまう。小夜子は離婚後、フリーライターとなり、死刑廃止反対を訴えていた。 2022.08.20 └ 東野圭吾
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『三次元の殺人』 香月千晶は俳優の香月秀治を祖父に持ち、女優の久井加津子を母に持つ高校生。秀治が回想録を書くと言いだした途端、過去に秀治と噂があった女優・曽根亜也子が自宅のバルコニーから転落して死亡した。さらに、義父の久井竜郎も、睡眠薬の飲み過ぎで死亡する。 2022.08.19 ├ 赤川次郎
└ 東野圭吾 【読書】東野圭吾『ゲームの名は誘拐』 広告クリエーターの佐久間駿介は、日星自動車のキャンペーンを担当していたが、日星自動車副社長の葛城勝俊から、リーダーを代えるように迫られた。直接葛城の口からリーダー交代の理由を聞こうとした佐久間は、葛城の自宅を訪ねるが、その葛城の自宅の塀を乗り越えて出てきた若い女性を見つけた。しばらく女性のあとを着けてから声をかけると、女性は葛城の娘の樹理だと名乗った。 2022.08.18 └ 東野圭吾
└ 中山七里 【読書】中山七里『切り裂きジャックの告白』 警視庁の刑事・犬養隼人には、別れた妻との間に一人娘の沙耶香がいたが、沙耶香は重い腎臓の病気で、人工透析を受けながら臓器移植を待っていた。一方、深川警察署と目と鼻の先にある木場公園で、若い女性が絞殺された。女性の腹部は切り開かれ、主立った臓器は持ち去られ、ジャックを名乗る人物から報道機関に犯行声明が送られた。さらに、第2、第3の事件が発生する。 2022.08.16 └ 中山七里
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『吸血鬼はレジスタンス闘士』 フランスの元外相、ルイ・ボナールが皇居の周りをジョギング中、お堀に転落した。近くにいたフォン・クロロックがお堀に飛び込んでボナールを救出するが、ボナールは誰かに背中を押されたようだと話す。ボナールは第2次世界大戦中、レジスタンスの闘士として活動していた経歴を持っていた。 2022.08.15 ├ 赤川次郎
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『三毛猫ホームズの感傷旅行』 警視庁の刑事片山は、聞き込み相手が帰社するまでの間、公園で時間をつぶしていた。そこに、知り合いの刑事がやって来て、トイレに入っている間、尾行を代わって欲しいと頼まれた。知り合いの刑事がしばらく動かないと読んだ尾行対象の女性が動き出し、片山は慌ててあとを追いかける。女性が乗った電車には、同窓会中の妹晴美たちが乗っていた。 2022.08.14 ├ 赤川次郎
├ 今村昌弘 【読書】今村昌弘『魔眼の匣の殺人』 葉村譲と剣崎比留子は、夏に巻き込まれた事件の影の首謀者・班目機関の情報を追って、W県を訪れた。真雁(まがん)地区に建つ「魔眼の匣」に辿り着いた2人だったが、そこにいた予言者のサキミは、「あと2日のうちに、男女が2人ずつ、4人死ぬ」と予言する。真雁地区に繋がる唯一の木橋は焼失し、魔眼の匣に足止めされた葉村と比留子らだったが、サキミの予言どおりなのか、オカルト雑誌の記者・臼井が死亡してしまう。 2022.08.13 ├ 今村昌弘
├ 赤川次郎 【読書】赤川次郎『三毛猫ホームズと愛の花束』 結婚相談所に脅迫状が届き、職員の女性が散弾銃で撃たれて死亡する。女性の遺体の上には花束が置かれていた。片山と妹の晴美、石津刑事、ホームズは、この結婚相談所が主宰するお見合いパーティーに潜入する。 2022.08.09 ├ 赤川次郎
├ 宮部みゆき 【読書】宮部みゆき『火車』 犯人逮捕の際に改造拳銃で膝を撃ち抜かれ、休職中の本間俊介のもとを、遠い親戚の栗坂和也が訪ねてきた。銀行員の和也は、関根彰子という女性と婚約していた。しかし、彰子のクレジットカードを作ろうとした際に、彰子の名前がブラックリストに載っていることが発覚する。その事実を突きつけられた彰子は、和也の前から姿を消した。彰子を探して欲しいという和也からの依頼を受け、本間は動き出すが、その裏に大きな事件の影を感じ取る。 2022.08.08 ├ 宮部みゆき