東野圭吾さんの『危険なビーナス』を読みました。
獣医師として働く手島伯朗のもとに、女性から1本の電話がかかってきた。
女性は、異父弟・明人と最近結婚したのだが、明人が行方不明になってしまったと言う。
明人の父・矢神康治は末期癌で、いつ亡くなってもおかしくない状態にあった。
また、明人は祖父の康之介の莫大な個人資産を1人で譲り受けることになっていた。
昨年、私が10年ぶりか20年ぶりくらいに視た連続ドラマが『危険なビーナス』でした。
東野圭吾さんの作品は、数多く映像化されていますが、映画だと時間の都合上、東野圭吾さんならではの、1段下、2段下にあるエピソードが割愛されてしまったりするのですが、さすがに連続ドラマだと、じっくりと映像化できたようです。
それにしても、いつも東野圭吾さんの作品は、映像化されても原作に忠実。
本で読んで面白い話と、映像化して面白い話というのは、少し違いがあるような気がするのですが、東野圭吾さんの作品は、忠実に映像化して面白いんですよね。
ちなみに、この作品に関して言えば、最後はドラマの方が面白かったです。
でも、読んで面白いのは、原作の方なのかなぁと思いました。
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