東野圭吾『レイクサイド』

東野圭吾さんの『レイクサイド』を読みました。

 

 

並木俊介は息子の章太が私立中学校受験のための勉強合宿を行っている別荘へ向かったが、部下で恋人の高階英里子があとを追ってきていた。
英里子が飛び入り参加した夕食が終わり、俊介が英里子と待ち合わせしたホテルに向かっている間に、英里子は俊介の妻・美菜子の手によって撲殺されてしまった。
俊介は合宿のメンバーの藤間、関谷、板崎らと共謀して、湖に英里子の死体を沈めるが…

東野圭吾さんの作品にしては、本が薄かったので軽い気持ちで読みはじめたのですが、なかなか重い内容。
読んでいるといくつものクエスチョンマークが頭の中に浮かぶのですが、それを最後にきれいさっぱりと拭い去ってくれるのがすばらしい。
最後は私にとってはタブーな領域に入りかけたのですが、うまく纏め上げたなぁという印象。

途中、これは鍵になるんだろうなと思う事象が出てきたりもするのですが、それがどう使われるのかさっぱりわかりません。
今回も私の完敗でした。

 

 

 

 

 

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