7/11、徳間文庫より、赤川次郎さんの『夫は泥棒、妻は刑事24 盗みは忘却の彼方に』が、文庫化されて発売されました。
売れないタレント・久保田杏は、ロケ先で頼まれた買い物をしているうちに、ロケバスに置いて行かれてしまった。
雨宿りに駆け込んだ小屋は、強盗たちの隠れ家。口封じのために、〈仕事〉を手伝わされることに…
概要
1980年から愛されて45年、シリーズ900万部突破!
元祖ユーモアミステリー「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ第24弾!
二つに一つだ。ここで死ぬか、仲間になるか――。
旅番組の収録で、ひと気のない町に置き去りにされたタレントの久保田杏。
絶望する彼女に追いうちをかけたのは本降りの雨!
森の奥にある小屋へと駆け込むが、そこで強盗計画を立てる三人組に遭遇してしまう。
脅された杏は彼らとともに一億円を盗み、しまいには口封じのために銃口を向けられて!?
ひとこと
私はノベルスで読んだのですが、赤川次郎さんらしい作品。
ロケバスに置いていかれて、雨宿りに入った小屋が泥棒たちの隠れ家…
そんな偶然ってあるでしょうか。
私なんて、泥棒の隠れ家に入ってしまったのはたったの1回……もありません。
赤川次郎さんのすごいところは、そういった設定に読者をすんなりと入り込ませてしまうところなんですよね。
このシリーズは初期の作品の方が好きなのですが(毎回言っているような…)、つかれた頭を癒やすのにはぴったりの作品だと思います。
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