【新刊】[文庫]赤川次郎『路地裏の吸血鬼』

赤川次郎 吸血鬼エリカシリーズ ├ 赤川次郎

2/20、集英社文庫から、赤川次郎さんの『路地裏の吸血鬼』が発売されました。

貧乏生活を送っていた峰岸の前に、突然立派なドアが現れた。
ドアを開けると、そこには豪華な食事や妖しげな美女が。
その路地裏に迷い込んだ若者は、首筋から血を吸われて命を落とすという…

広告

概要

――その路地裏に迷い込んだ者は、命を落とす!?

こんな世の中、間違ってる!
恋も仕事もままならず、貧乏生活を送る峰岸は、夜の路地裏をあてもなくさまよっていた。
そんな彼の前に突然現れたのは立派なドア。
中に入ると、豪華なステーキとワイン、そして妖しげな美女が彼を待っていて……。
クロロックが謎の“吸血事件”の真犯人を追う表題作に加え、
「吸血鬼の人生相談所」「吸血鬼の出張手当」の2編を収録。
人気シリーズ新装版、第32弾!

ひとこと

2014年にコバルト文庫から発売された、「吸血鬼エリカシリーズ」第32弾の集英社文庫版です。

コバルト文庫に収められていたことからもわかるとおり、軽いノリですいすいと読めてしまいます。

主人公の神代エリカは、吸血鬼と人間のハーフ。
人間が持ち得ない超能力を使うことができます。
さらに、父のフォン・クロロックが持つ能力はエリカ以上。
この特殊な能力を用いて事件を解決していくのですが、最近は超能力の使い過ぎで何でもありになってしまっている気も…

でも、ミステリや小説への入口としては、良いんじゃないかな?って思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました