相続鑑定士・三津木六兵の右肩には人面瘡が寄生している。
その人面瘡は自我を持ち、たびたび三津木にアドバイスをしてくれる。
今回三津木は、山林王・本城家の財産分割協議のための資産鑑定を行うようになったが、長男の武一郎夫妻が蔵の中で焼死しているのが発見される。
中山七里さんの『人面瘡探偵』を読みました。
あらすじ
相続鑑定士・三津木六兵は、山林王・本城家の遺産の算定のため、佐久間町を訪れる。
三津木の右肩には人面瘡が寄生していて、彼のアドバイスに従って地層のサンプルを採取したところ、希少鉱物のモリブデンが発見される。
資産価値がないと落胆していた本城家の兄弟たちはその知らせを受けて宴へなだれ込むが、翌朝、長男の武一郎夫妻の遺体が蔵の焼け跡から見つかる。
感想
中山七里さんにしては珍しい設定だなぁと思いました。
舞台は山間の町にある山林王の屋敷。
そこに素人探偵がやってきて…
金田一耕助でも出てきそうな設定です。
しかも、右肩には人面瘡が寄生していて、その人面瘡がしゃべり出す…
肩に人面瘡があるという設定は、ちょっと気持ちが悪いなと思って避けていたのですが、その人面瘡が話し出すと聞いて興味を持ち、手に取ってみました。
それにしてもこの人面瘡、口が悪い。
中山七里さんの作品の中でも、もっとも口が悪いキャラクターではないでしょうか。
光崎教授や御子柴弁護士よりも口が悪いです。
でも、最後のページ、どういう意味だったんでしょう?
本当は…ということで良いのかな?
そのあたり、続編の『人面島』を読めばわかるのかもしれませんね。




コメント