【読書】下村敦史『暗闇法廷』

下村敦史 ├ 下村敦史

被告人は全盲。証人は聴覚障害者の男性と失声症の少女。弁護士は無実を主張するが――
中途障害者訓練施設〈天使の箱庭〉で訓練を受けている全盲の女性・美波優月は、深夜に施設長の荒瀬から視聴覚室に呼び出される。
部屋に入ったところで荒瀬に襲いかかられ、必死に抵抗するが、美波の悲鳴を聞いた施設の副施設長が駆けつけたときには、荒瀬は腹を複数回刺されて殺害されていた。

下村敦史さんの『暗闇法廷』を読みました。

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あらすじ

交通事故の影響で全盲になった美波優月は、中途障害者訓練施設〈天使の箱庭〉に入所して訓練を受けていた。
ある日の深夜、美波は施設長の荒瀬鉦太郎に視聴覚室に呼び出されるが、部屋に入ったところで襲いかかられる。
必死で抵抗して荒瀬を突き飛ばした美波だが、悲鳴を聞いて職員が駆けつけたときには、荒瀬は刺殺されていた。
服が荒瀬の血でまみれていたことと、凶器のナイフに指紋がついていたことから、荒瀬刺殺の犯人として起訴されてしまう。

感想

面白かったです。
正直、前半はそこまでだったのですが、後半の裁判の場面に入ると読むのを止められず、一気に最後まで読んでしまいました。

被告は全盲の女性。
証人には、聴覚障害者の男性と、失声症の少女。
これらの証言をどう崩すか…
そこを最大限に活かした下村敦史さんの勝利ですね。

1つ難癖をつけるのであれば(注文ではなく”難癖”です)、早いタイミングで真犯人がわかってしまうところでしょうか。
仕方ないことだと思うのですが、真相がわかったタイミングで真犯人がわかるようなつくりになっていれば、最高だったかな?と…

それにしても、下村敦史さんお得意のどんでん返しの内容は、思いも依らぬものでした。
決め手は何になるのかなぁ?と思っていたところで、1度、実はそっちだったの?と思わされた直後にズドンと。
いやぁ、すっかりやられました。

本当に面白かったです。ぜひ!

コメント

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