2/6、実業之日本社文庫より、内田康夫さんの『砂冥宮』が、決定版になって発売されます。
浅見が取材で訪れた横須賀にある須賀家の主人、智文が石川県の安宅の関跡で殺害された。
警察は早々に強盗殺人事件だと断定するが、浅見は怨恨によるものだと考え、捜査を開始する。
石川で須賀の足取りを辿った浅見は、内灘闘争に人生を翻弄された人々と出会う。
概要
忘れられた闘いの地で、男は還らぬ人となった――
三浦半島の須賀家は、泉鏡花『草迷宮』のモデルになった旧家である。ルポライター浅見光彦が雑誌「旅と歴史」の特集で取材をした数日後、当主の須賀老人が石川県「安宅の関」で死体となって発見される。遺された「金沢へ行く」の言葉を手掛かりに浅見が辿った老人の足跡は意外な場所で途切れていた。やがて第二の殺人が発生し……。
著者自作解説を再録、山前譲氏の解説を新たに収める決定版!
ひとこと
内田康夫さんによる自作解説と、山前譲さんによる解説を収録した決定版です。
内灘闘争という、私の世代では馴染みのない事件が重くのしかかってくる作品。
ストーリーは紆余曲折を排し、贅肉をギリギリまでそぎ落としたような展開になっています。





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