【読書】石持浅海『夏休みの殺し屋』

石持浅海 殺し屋探偵シリーズ 新刊 ├ 石持浅海

「依頼が来たぞ」
塚原俊介が、経営コンサルタントの富澤充のところに持って来る仕事は”殺し”の依頼。今回持ち込まれた依頼は、高級住宅地に住む坂木棗を8月中に殺害してほしいというもの。
一方、もう1人の殺し屋・鴻池知栄には、女子高生とその高校の校長を殺害して欲しいという依頼が届く。

石持浅海さんの『夏休みの殺し屋』を読みました。

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あらすじ

塚原俊介は経営コンサルタントの傍ら、殺し屋を副業としている。
依頼料は650万円。一部上場企業の従業員の平均年収だ。
その塚原に、高級住宅街に住む坂木棗を8月中に殺害してほしいという依頼が舞い込むが、なぜ8月中なのか?
さらに、もう1人の殺し屋・鴻池知栄には、お嬢様学校の生徒と校長を殺害してほしいという依頼が入る。

感想

「殺し屋探偵シリーズ」の第4弾です。
2作目の『殺し屋、続けてます。』で登場した”2人目の殺し屋”鴻池知栄が相変わらず良いアクセントになっています。

殺害する相手を知り過ぎると殺しにくくなるという理由で、普段は相手のことを知りたがらない殺し屋たちですが、謎があると解きたくなるようで…
2人とも同じようなところに興味を持ち、同じように冴えた推理を見せ、殺害するときはあっさりとと、共通点が多いにも関わらず、しっかり書き分けられているところも良いところですね。

なぜ殺し屋を雇ってまで殺害されてしまうことになったのか?という、ちょっと変わった謎解きが、新鮮で面白いなと思って、好きなシリーズです。

現在のところ、昨年4月に発売されたこの作品が最新作ですが、今後も続いてほしいシリーズです。

収録作品

表題作のほか、『近くで殺して』、『人形を埋める』、『残された者たち』、『花を手向けて』が収められています。

近くで殺して

富澤の所に大学院生の殺害依頼が来る。
しかも、研究室の講師を第1発見者にして欲しいのだと言う。

人形を埋める

知栄に殺害依頼が入った大城菜摘は、なぜか畑に穴を取っては戦隊ヒーローのビニール人形を埋めていた。

残された者たち

購買部の相澤が殺害された。
告別式に出席した情報システム部の塩野と監察部の梨沙は2人でそば屋に入って相澤の死を弔うが…

花を手向けて

知栄に来た殺害の依頼には、死体の上に椿の花を置いて欲しいというオプションがついていた。

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