【読書】東野圭吾『マスカレード・ライフ』

東野圭吾 マスカレードシリーズ └ 東野圭吾

殺人事件の重要参考人がやって来る!
推理小説新人賞の選考会がホテル・コルテシア東京で開催されることになったが、最終候補の1人が2年前に発生した殺人事件の重要参考人だという。
警察を辞め、ホテルの保安課長になった新田浩介は、ホテルのお客様に迷惑がかからない形で警察の捜査に協力する。

東野圭吾さんの『マスカレード・ライフ』を読みました。

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あらすじ

『日本推理小説新人賞』の選考会がホテル・コルテシア東京で開催されることになった。
その最終選考に残った候補者の1人が、2年前に発生した殺人事件の重要参考人だという。
警視庁を辞め、ホテルの保安課長になった新田浩介は、梓警部らと協力し、重要参考人の身柄確保を試みる。

感想

「マスカレードシリーズ」の第5弾です。

これまで警視庁の刑事として事件に関わってきた新田は、なんとホテル・コルテシア東京の保安課長に。
これが1番意外な展開だったでしょうか。

このシリーズは、犯人が誰かわからないフーダニットのイメージが強いのですが、今回は推理小説新人賞の最終候補ということで、名前も顔も知れている人間。
どんな展開が用意されているのかな?と思いながら読みはじめたのですが、新人賞なので、応募書類に添付されていた顔写真しかないというところがミソだったんですね。

これまでの4作と比べると、落ち着きのある作品に仕上がっていましたが、これはこれで好きかな。
タイトルの「マスカレード」という言葉が、これまでと少し違った意味で使われているように感じました。
映像化すると地味な作品になってしまうかもしれませんが、読後感は良いのではないかと。

コメント

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