10/15、講談社文庫より、森博嗣さんの『ω城の惨劇 SAIKAWA Sohei’s Last Case』が、文庫化されて発売されます。
孤島にそびえるオメガ城に、7人の男女が集められた。物理学者、数学者、心理学者、医者、画家、記者、そして研究者のサイカワ・ソウヘイ。
晩餐の後、4部屋の客室で死体が見つかるという異常事態が…
概要
「F」の衝撃、再び
孤島に聳えるオメガ城への招待に応じた六人の天才と一人の雑誌記者。
そこには、サイカワ・ソウヘイも含まれていた。彼らが城へやってきた
理由は、ただ一つ。招待状に記された「マガタ・シキ」の名前だった。
島へ渡るには、一日一便の連絡船を使用。帰りは、あらかじめ船を呼ぶ
必要がある閉じた空間。執事すら主催者の顔を知らず、招待の意図は
誰にもわからない。謎が多い中の晩餐をしかし七人は大いに楽しんだ。
そして、深夜。高い叫び声のような音が響き、城は惨劇の場と化した。
ひとこと
文庫化とともに、タイトルが『オメガ城の惨劇 SAIKAWA Sohei’s Last Case』から『ω城の惨劇 SAIKAWA Sohei’s Last Case』に改題されています。
私は単行本で読ませていただいたのですが、『すべてがFになる』から長かったなぁという印象。
でも、この作品を読んで、ようやく一息つけたと言った感じでしょうか。
これが最終作になるのかどうかはわかりませんが、結末を見ることができたという満足感がありました。
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