【読書】望月麻衣『京都寺町三条のホームズ18 お嬢様のミッション』

望月麻衣 京都寺町三条のホームズシリーズ ├ 望月麻衣

「清貴といったわね。その靴をはかせてちょうだい」
成功報酬に目がくらんだ小松事務所の所長のせいで、大富豪の一人娘・周梓紗の京都観光をガイドすることになった「ホームズ」こと家頭清貴は、早くクビになろうと、京都の名所ならぬ迷所に梓紗を案内する。
梓紗の堪忍袋の緒が切れそうになったところで、清貴の恋人・真城葵が合流し、まともな京都案内がはじまるが…

望月麻衣さんの『京都寺町三条のホームズ18 お嬢様のミッション』を読みました。

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あらすじ

小松探偵事務所を手伝っている家頭清貴に、大富豪・周浩宇の一人娘・梓紗のボディーガード兼京都のガイドの依頼が舞い込んだ。
高額な報酬に目がくらんだ小松は、清貴の返事を待たずに仕事をうけてしまう。
清貴は早くクビになろうと、梓紗のリクエストを曲解した場所に案内するが、午後から清貴の恋人・真城葵が合流したことで、”まとも”な京都案内がスタートする。

感想

「京都寺町三条のホームズシリーズ」の第18巻です。

そろそろマンネリ化してきた感が否めませんが、気軽に読むには良いシリーズです。

また、美術品の描写には安定感があります。
シリーズ初期の頃は、焼き物の描写だったり、掛け軸だったり、架空の絵だったりしたのですが、目が肥えてきた読者に応えるためか、だんだんと実在の美術品であったり、美術品の組合せといった方向にシフトしてきた気がします。

高価な装飾品やプレゼントに対する考え方は、なるほどなと。
「自分には似合わない」と拒絶するのではなく、それが似合うように自分自身を高めていく。
考え1つで、自らに成長を促すことができるんだなと。

私もボールペンやブックカバーなど、こだわりの品がありますが、もう1段階上のこだわりの品を見つけて、自分を磨いていけたら良いですね。

コメント

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