6/6、実業之日本社文庫より、赤川次郎さんの『花嫁純愛録』が、文庫化されて発売されました。
警視庁捜査一課の警部・小堀有里が結婚することになった。
しかし、同じホテルで容疑者の岩下登も結婚式を挙げる予定に。
有里は自分の披露宴をほったらかしにして岩下の確保に向かうが、岩下は姿をくらましたあとだった。
概要
永遠の愛を誓うはずの彼が
殺人事件の容疑者に?刑事の小堀有里は結婚式当日を迎えていた。
そこに女子大生殺人事件の容疑者・岩下登を見つけたとの報告が。
なんと彼も今日、同じ式場で結婚式を挙げるという。
有里は式直前にもかかわらず捕まえようと控室を飛び出すが、岩下は式場から姿を消していた。
後日、岩下の新婦に謎の人物から脅迫電話が――。
表題作のほか「花嫁の夏が終る」を収録。
ひとこと
「花嫁シリーズ」の第36弾です。
私はノベルス版で読んだのですが、赤川次郎さんらしい作品になっていました。
それも、最近のではなく、量産期の赤川次郎さんらしさを感じました。
「花嫁シリーズ」はご長寿シリーズですが、亜由美に彼氏ができたり、弟子ができたり…
登場人物に手が加えられているのも、特徴の1つなのかなと感じています。
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