5/28、カッパ・ノベルスより、赤川次郎さんの『三毛猫ホームズと甘い誘惑』が発売されました。
会社員・尾形秀明がこっそりとケーキを食べてから帰宅すると、妻が自宅で射殺されていた。
さらに、別々のホテルで殺害された男性は、なぜか子供用のスカートをはいていた。
捜査を進めると、〈甘党同盟〉なる謎の組織が見え隠れしてくる。
概要
奇妙な事件の裏に潜む、謎の〈甘党同盟〉とは? 殺人、火災と連続する事件の鍵は、あの〈甘ーい食べ物〉!?
肥満体の会社員・尾形秀明が大好きなケーキをこっそりと食べて帰宅すると、リビングには何者かに射殺された妻が倒れていた! 寄り道せずに帰っていれば、妻は死なずにすんだ――尾形は自らを責め、犯人への復讐を誓う。
一方、別々のホテルで発見された成人男性の遺体は、何故かどちらも小さな子供用のスカートをはいていた。
捜査に乗り出す片山刑事だが、事件に関わる人々の近辺に〈甘党同盟〉と名乗る謎の存在が見え隠れし始めるのだった。片山、晴美、ホームズのお馴染みの面々に加え、頼りになる女性トラック・ドライバーも登場し、事件解決のために奔走する!
片山兄妹&ホームズが暴く「悪」とは!? 大人気シリーズ第56弾! 国民的大ヒットシリーズ最新作!
ひとこと
そう言えば、赤川次郎さんの作品で”甘いもの”が前面に出てくるものは珍しいかも。
少し振り返ってみたのですが、小道具として使われていることはあっても、メインで出てくる作品は思い当たりませんでした。
それにしても、「三毛猫ホームズシリーズ」は第56弾ですか…
シリーズ第1弾の『三毛猫ホームズの推理』が発売されたのが1978年なので、1年に1冊以上のペースで書かれてきたことになります。
もちろん、ぶっちぎりで他のシリーズよりも多いです。
私も、どちらかというと(?)甘党なので、気になる1冊です。
コメント