5/8、文春文庫より、中山七里さんの『祝祭のハングマン』が、文庫化されて発売されました。
建設会社に勤める藤巻亮二が、歩道から車道へ突き飛ばされて死亡した。
警視庁捜査一課の刑事・春原瑠衣は、藤巻が勤める会社が、父・誠也も勤めるヤジマ建設で、藤巻と誠也が同期入社であることを知る。
さらに、ヤジマ建設の経理課長・須貝謙治が、階段から突き落とされて死亡する。
そして、誠也までもが――。
概要
嗤う犯人を、絶対許さない。
――「ハングマン」がついに動き出す!
建設会社のサラリーマンがトラックにひかれる事件が起きた。
どうやら殺人らしい。
警視庁捜査一課の春原瑠衣は事件を追ううちに、
被害者と同じ会社に勤める自身の父親にも疑惑の目を向け始め…。司法で裁けないのであれば、陰の存在〝ハングマン”が悪に鉄槌を下す!
私立探偵ら謎の人物が跋扈する衝撃のミステリー。解説・中江有里
ひとこと
概要の頭に「嗤う犯人を、絶対許さない。」と書かれていますが、物語の中で捜査1課が並行して捜査している事件は、『嗤う淑女二人』に出てくる事件です。
中山七里さんの作品では、こういう作品間での横の繋がりがよく見られますが、私もまだまだ全作品を読破できていないので、気づいていない横の繋がりがたくさんあるんでしょうね。
私は単行本で読んで、このブログにも感想を載せているのですが、アクセス数を見るとあまり読んでもらえていないみたい…
面白い作品なので、これを機に。
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